就活お役立ち講座㊱「社内コミュニケーションのポイント」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

社内コミュニケーションのポイント

社内でのコミュニケーションを上手にとることは、仕事をスムーズに進める上でとても大切なことです。

また、社会人生活を快適に過ごすためにも必須になってきます。

では、どのようなことに気を付ければ社内の人から好感を持たれるようになるでしょうか。

以下3点を紹介します。

①周囲の人に気を配る

1点目は、周りの人に気を配るということです。

例えば、あの同僚は今この作業をしているから、自分がフォローしようなど、常にチームで仕事をしているという意識を持つことが大事です。

そうすると、周囲の人から自分のことだけ考えている人ではないという好印象を持たれます。

そして、元気がなさそうな同僚がいたら、「元気なさそうだね?」と言って気を遣うなど、周りの人に対する気遣いが大切です。

②同じ人とばかり付き合わない

2点目は、同じ人とばかり付き合わないことです。

同期同士で飲みに行くことも多いかもしれませんが、あまりにも頻繁に行くのは避けた方がいいです。

こうした姿を周りからみられると、学生気分が抜けていないのかなと思われてしまうかもしれないからです。

様々な人とコミュニケーションをとる方が、豊富な情報を得ることができ、自分の成長にもつながります。

③噂話や愚痴を口にしない

噂話をしてしまうと、自分の知らないところで話が大きくなり、思わぬところで誤解を招いてしまう恐れがあります。

また、口の軽い人という印象を持たれると、信用は落ちてしまいます。

愚痴をこぼすことに関しても、メリットがあまりありません。

愚痴を言うとマイナス思考になってしまいますし、他人の責任で物事を考えてしまうクセがついてしまうからです。

何かいいたいことがあるときは、その問題点をどのようにすればいいかといったポジティブな思考で建設的な話をしましょう。

業務が行えないことを伝えるときの注意点

新入社員であれば、上司や先輩から仕事が多く割り振られます。

しかし、抱えている業務が自分のキャパシティを超えていて、どうしてもできない場合もあると思います。

このようなとき、単に「無理です」と言ってしまいがちですが、それでは上司をいら立たせてしまいます。

また、本来その仕事ができるかどうかは、上司が判断することであり、自分で結論を出すべきものではありません。

そのため、他に頼まれている仕事があるのであれば、「実は、△△という仕事を□□さんから受けてまして、何時に終わる予定です。この仕事はそれからでも良いでしょうか」と上司に判断を仰ぎます。

そうすると、上司が現状を把握できるうえに自分の仕事が管理できていることのアピールにもつながります。