繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~相手の気持ちを引き出す~
言葉の裏が読めるようになる!
- 相手の顔色が気になる。
- 嫌われてしまうんじゃないかと思って、言えない・・・
- 相手の本音が知りたい。
- 他人の心がわかれば、困らないのに!
反応が好意的だな、と思ったら、実は不快に感じられてしまっていた・・・
そんなすれ違い、怖いものですね。
相手の本心を引き出す方法を覚えましょう。
相手の言葉の裏を読む
新しい環境をイメージ
新しいクラス、新しい職場。
仲良くなりたい人を想像してください。
話題があいそうな人、席が近い人、雰囲気が似ている人・・・
その人と仲良くなるために、どんなことをしますか?
断られるかどうかを確かめる方法
断られるのが怖いから、近づくのをためらってしまいます。
相手が好意的でないとわかっていれば、自然と諦めることができるはずです。
「○○へ行ってみたい」「○○してみたい」と話しかけたとき、相手はどんなリアクションを返してくるでしょうか。
これが判断の基準になります。
相手の気持ちを読み解く
ここでも、言語情報、非言語情報の知識が活躍します。
誘ってみたとき、相手のテンションはどのようなものでしたか?
誘われた直後は、人間は本能で返事をします。
あなたが話しかけた直後、相手の表情や態度が好意的なものであるほど、あなたは相手からするとよい印象です。
「いいね」 「行ってみたい」 と明るい表情で返答があれば、かなり好意的でしょう。
一方、テンションが下がった様子だったり、目が逸れたりしたら、相手はそこまで好意的に思っていないでしょう。
「そうなんだ」 など、同意ではない反応の場合も同様です。
「いいとおもうけど、誰かと一緒がいい」 とか 「いいけど、予定合わないよね」 と否定語が入っている場合も同じで、
二人きりは気まずいと思われています。
また、対面での誘いよりも、SNSなどでのほうが誘いやすいということもあると思います。
しかし、相手からしたら断わりやすいということにもなりますし、
非言語情報という相手の本心が見えにくく、誘いはOKでも実は好意がなかった、ということも多くありますので注意です。
代替案について
一度目の誘いのときに、難しいという返答があったり、非言語情報的に好意的ではないという場合も、
すぐにあきらめる必要はありません。
相手が好意的であれば、別の日程や、別の場所を提案してきてくれるでしょう。
さらに距離を近づける方法
また、いきなり距離を近づけるのは難しいことが多いでしょう。
初対面で二人きりの状況に誘うのは、相手からしたら警戒のレベルです。
警戒を解き、好意的に思ってもらうまでは、何度も会い、共通の話題を見つけ、共感できる状態へと、
徐々に親密度を高めていく必要があるのです。
距離を近づけるためには、何度も会い、コミュニケーションをとることが基本になります。
クラス、職場の複数人でもよいので、相手との共感を増やすようにコミュニケーションをすすめましょう。
それが近づくために必須の手段なのです。