就活お役立ち講座㊹「訪問時の自己紹介の仕方、名刺交換の手順」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

自己紹介の仕方

会社の訪問の時の自己紹介について、紹介します。

面談する相手が応接室に来たら、「本日はお忙しいところありがとうございます」とあいさつします。

初対面であれば、「はじめまして」と改めてあいさつをして、自分から名刺を出しましょう。

名刺交換の際は、「先日は電話(メール)で失礼いたしました。私、○○社の△△と申します。どうぞよろしくお願いいたします」と簡単な自己紹介も交えます。

なお、はじめて上司を伴って訪問した場合は、面談相手に上司を紹介する必要があります。

紹介をする際には、目上の人に目下の人を紹介をするのがマナーです。

したがって、先に身内である上司を相手に紹介します。

面談相手が応接室に入ってきて、簡単なあいさつを交わした後に、「(役職名)の○○を紹介させていただきます」と断ってから、上司を手のひらで指し示し「(役職名)の○○でございます」と紹介しましょう。

それから「こちらは△△社営業部の□□様でいらっしゃいます」と上司に面談相手を紹介します。

このとき「□□様には、たいへんお世話になっておりまして、現在のプロジェクトも□□様のおかげで順調に進んでいますといったように、相手をほめる言葉を付け加えると、場の雰囲気が和らぐでしょう。

また、新入社員のうちは、上司や先輩に同行して取引先に行くことが多いはずです。

その場合、「うちの新入社員の○○です」と先輩が紹介をしたら、「○○と申します。宜しくお願いいたします」と新入社員らしく明るく元気にあいさつをしましょう。

そして、今後自分でもできるように、上司や先輩の話し方や振る舞いを見ておくことが重要です。

名刺交換の手順

次に、名刺交換の具体的な手順を紹介します。

①簡単な自己紹介

名刺を名刺入れに乗せて、「○○商事の△△でございます。」と簡単な自己紹介をします。

②名刺を差し出す

次に、左手で名刺入れを持ち、「どうぞよろしくお願いいたします」と言って、右手で名刺を差し出します。

③名刺を交換する

右手で自分の名刺を相手の名刺入れに乗せるように渡し、「頂戴いたしまう」と言って、同様に左手で相手の名刺を受け取ります。

④名刺を両手で持って確認する

もらった名刺を両手で持ちます。読み方がわからない場合は、「恐れ入りますが、どのようにお読みしたらよろしいでしょうか?」と確認しておきましょう。

⑤次の人と交換する

複数の人と名刺交換する際は、前の人にもらった名刺を丁寧に名刺入れの下に持っておくと、次の方との交換でスムーズに①の動作ができます。

⑥テーブルに置く

席に着いたら、もらった名刺はテーブルの上に置きます。何枚ももらった場合、横に並べずに前方に置くのが一般的です。