繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~辞めたいと思ったら~
転職しないほうがいい場合、した方がいい場合
- 仕事が楽しくない、辛い、面白さを感じられない。
- 楽しく仕事がしたい。
- 辞めたいけど、続けるべきかもと悩む。
転職したい、と考えたとき、その理由は様々でしょう。
仕事がきつい、難しい。ついていけない。
頑張っているのに、給料が増えない。
職場内の対人関係が苦しい。
理由は人それぞれですが、
「今辞めても、次の職場でも同じ辛さを経験することになってしまうよ!」
という場合もありますし、
「今すぐ辞めたほうがいい!」という場合もあります。
絶対に転職すべき仕事もある!
労働環境の悪さ
働きすぎ。
職場でのいじめ、嫌がらせによるストレス。
サービス残業という、残業手当のつかない労働。
こういった職場環境のキツさ。
これらは仕事の悩みのうち、早急に対処したほうがいいものです。
労働環境が悪いストレスは、身体も精神もむしばみます。
対人関係は改善できる可能性
もし職場での対人関係に悩んでいるのであれば、
それは「空気が悪い」ということではないかどうか、チェックしてみてください。
空気が悪くても、仕事に必要な報連相、最低限必要なコミュニケーションがとれていて仕事が進んでいれば問題はないのです。
仕事は、部活や趣味の集まりではなく、組織として前進させるのが目的。
友達関係のような緩いコミュニケーションを職場に求めること自体がよくありません。
また、他人を変えることはできませんので、他人を変えようと労力を使うのはもったいないこと。
直属の上司、仕事でやりとりのある人との関係性が良好であれば問題はありません。
関係性の薄い人から陰口を言われたとしても、仕事には影響はないのです。
職場での対人関係でどうしても悩むことがあれば、直属の上司へ、上司へは伝えにくいのであれば先輩に相談してみましょう。
異動や配置換えなどで対応してくれるかもしれません。
働きすぎな場合
国は「過労死ライン」という労働時間上限を設定しています。
月間で80~100時間以上の残業がある場合です。
働きすぎであり、しっかり休む必要があり、
また会社としてもしっかり業務管理をすべき状態です。
過労は、脳卒中などの健康リスクを高め過労死を引き起こす可能性も、
ストレスからの自殺の可能性も高めます。
過労の多くの場合、具合が悪くなって限界を迎えてやっと病院へ行くか、倒れて搬送されるか、というのが現状。
しかし病気で倒れてからでは遅いのです。
後遺症になったり、精神を患った場合は再発が起こりやすく長期間の治療になります。
いわゆるブラック企業、きちんと社員のことを考えてくれない会社ならば、すぐに転職すべきといえるでしょう。