就活お役立ち講座51「案内・見送りの仕方とお茶の置き方」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

案内の仕方(場所別)

来客対応では、案内をする人は会社を代表する役割を担うので、責任感を持って行う必要があります。

場所別に、まずは案内のポイントをみていきましょう。

①廊下

廊下では、お客様の2、3歩斜め前を歩くようにしましょう。

すれ違う人の邪魔にならないように自分は壁側です。

また、手で行き先を示し、お客様に完全に背中を見せないようにします。

曲がり角では立ち止まって振り返りましょう。

②階段

「お先に失礼いたします」と一言添えてから、お客様が迷うことのないように2・3歩前を歩くようにします。

お客様を手すり側にします。

③エレベーター

「お先に失礼いたします」と言って先に乗り、操作盤の前に立ちます。

お客様は奥に乗ってもらいます。

降りるときはお客様を先にしましょう。

④ドア

1)内開きドアの場合

「お先に失礼します」と言って先に入り、ドアを押さえながら「どうぞこちらでこざいます」と案内します。

2)外開きドアの場合

部屋の外からドアを押さえて、「どうぞお入りくださいませ」とお客様を中へ通す

見送りの仕方(場所別)

次に、来客者が帰るときの見送りのポイントを場所別に紹介します。

①エレベーターまで

お客様の2・3歩前を歩いて、先導します。

ボタンはお客様に押させないようにしましょう。

お客様が乗ったらあいさつをして、ドアが閉まるまでお辞儀をします。

②玄関まで

重要なお客様や遠方からのお客様などは、玄関まで送ります。

お客様の姿が見えなくなるまで見送るのがポイントです。

③車まで

特に重要なお客様は、車まで見送ります。

車が動き出すタイミングでお辞儀をして、車が見えなくなるまで見送りましょう。

正しいお茶の置き方

最後に正しいお茶の置き方をお茶の種類ごとに紹介します。

①日本茶

お客様の正面に模様がくるように置きます。

茶托の木目は横向きになるようにしましょう。

②コーヒー・紅茶(カップ&ソーサー)

カップの持ち手を左側にして置きます。

スプーンは手前に、持ちては右側にします。

砂糖やミルクは向こう側にしましょう。

③コーヒー・紅茶(プラスチックカップ)

砂糖やミルク、スプーンは別容器に入れるのがポイントです。