PC講座 表作成練習/ITリテラシーについて
表作成の実践練習をしよう
PC講座では、事務をはじめ様々な仕事で必要不可欠な表計算ソフトのスキルアップのため、実践練習を行っています。
データを提供し、示された指示の通りにExcelを使用して表計算を行います。
本日の課題は、自社が他社へ貸出を行った際の請求額を計算する問題。
貸し出した製品の単価と、その日数を掛け合わせます。
単価が200,000円以上だった場合は手数料がかかるのですが、こちらはIF関数を使用して求めます。
関数でつまづく場合が多いのですが、同じようなケースに何度も遭遇することで慣れてゆくことができるでしょう。
最後に各社の合計を出して請求額一覧表を作成します。
平均貸出額も計算するのですが、平均を行う際は、整数未満四捨五入、や、整数未満切り上げ、といった指示がある場合もあります。
平均・概数の関数の組み合わせには、理解に時間がかかることも多いでしょう。
しかし合計・平均や概数の関数は表計算ソフトを使用するうえでは理解しておかなくてはいけないものです。
何度も繰り返し復習し、理解を深めていきましょう。
IF関数について
貸し出した製品の単価が200,000円以上の場合は、手数料が、1日当たり1000円かかります。
200,000円に満たない製品の場合は、手数料は1日当たり500円です。
これらは目視で、手入力をしていくこともできますが、
手間を省くため、また取引先が追加になったときも自動で計算できるようにするため、また何よりミスを減らすため、関数を使用して場合分けを行います。
IF関数を使うことで、200,000円以上であれば1日当たり1000円、合計でいくらの手数料がかかっているのかを瞬時に判別・計算することができるのです。
こちらは講座後、希望された方に講義を行っています。
ROUND関数について
金額や人数の平均を計算した際、小数点以下の数字が出てくることがあります。
四捨五入、切り上げ・切り捨ても、関数を使用することで一括で算出することができます。
ただし、関数を使用する際、大切になってくるのが、「何の桁を四捨五入するか」をよく間違えてしまいます。
関数の理解が進めば間違えてしまうことは減りますが、繰り返し取り組むこと、使い方をしっかり理解をすることがポイントです。
こちらも、講座終了後に使い方や間違えやすいポイント、覚え方のコツやヒントを紹介する講義を行っています。
ITリテラシーについて
PC講座では、ビジネス文書や表作成練習を実践問題を通して学習していますが、
このほかにもIT関連のリテラシーを高めるための講義も並行して行っています。
リテラシーというと難しいかもしれませんが、簡単に言えば「能力」のことです。
ITリテラシーといえば、ITへの知識・理解、使いこなす能力と考えましょう。
ITリテラシーがないと、ネットで知りたい情報を探す「検索」ができなかったり、詐欺や間違った情報の判別ができなかったり、と正しい情報収集ができません。
ネットやSNSなどのルール、常識を知らないと、いわゆる「炎上」になってしまったり、個人情報を正しく扱えなかったり、とトラブルの原因になります。
パソコン、スマホ、ネットとITを当たり前のように使うようになった現代ですが、これらに対する正しい知識と理解、正しく使いこなすための能力は、表計算ソフト・文書作成ソフト以上に必須です。
これらのITリテラシーについても、時事問題や講義を通し、積極的に学んでいきましょう。