自分の人生を支配している「思い込み」 ㉒ ~性格を変える4つの方法②~

就労移行支援事業所 リスタート では、毎週金曜日に自己分析講座をやっています。

自己分析講座では、「自分を知り、人に説明できるようになること」と、「自分で自分にかけてしまっている『制限』に気づき、苦手を克服すること」の2点を軸に分析を進めています。

ここでは、自分について知り、『制限』から抜け出すために、「思い込み」というものについて考えていきたいと思います。

環境を変える

現在の環境から離れる、あるいは新しい環境を増やすというのも性格を変えるために有効な方法です。

もしも会社と家庭の2つしか自分が過ごす環境がないのであれば、何かのグループに参加してみたり、習い事をしてみるのも良いでしょう。

それまでは関心を持っていなかったことだったとしても、新しい環境を手に入れることで、ストレスの溜まる環境を「多くの環境の中のひとつ」にすることができます。

そのような中であれば、普段は選ぶことができない選択肢を選ぶこともやりやすくなるはずです。

また、従来の人間関係を断ち切って新たな環境に身を置くのは、性格を変える絶好のチャンスです。

進学や転職を機に以前はできなかった行動を選ぶという方法もあります。

服装を変える

「人はその制服通りの人間になる」という言葉があります。

たとえば、フォーマルな格好をしていればだらだらと過ごすのは難しくなりますし、逆にゆるいジャージを着ていては仕事に身が入らなくなるものです。

ビジネスマンがスーツを着たり、警察官が制服を着たりといった決まりには、こういった気持ちを切り替える効果も含まれているのです。

仕事に気合が入らないときは、スーツをクリーニングに出したり新調したりして身なりを変えるだけでも変わってきます。

気分が冴えないのなら、新しい服を買って着てみるのも良いでしょう。

自分を変えたいと思うのなら、普段自分が選ばないような服を選んで着てみるのも良い方法です。

また、服装ではなく持ち物を意識してみるのも良いかもしれません。

それを”持っている”ことから、それに見合った人間になろうと少しずつ行動が変化する、ということもあるものです。

「形から入る」というと、中身も変えずに外だけよくしても何の意味もないんじゃないか、とネガティブな印象を持つ人もいるかと思います。

しかし、実のところ「形を変える」ことは内面を変えるために大きな意味を持つのです。

 

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