週末は、ゆっくり時間をとってリフレッシュ!
目次
週の終わり/始まりのメンタルケア講座! その11
そんなタイミングなのに憂鬱・・・という人のためのお悩み解決コーナーだよ!
今日は、リフレッシュ方法のひとつとして、お風呂について考えてみるよ!
こんなお悩みありませんか?
- 日中はネガティブになりやすい。
- 仕事がツラい・・・。人間関係が面倒だ・・・。
- よく眠れていない。もっと寝たい。
- 休日はしっかり疲れをとりたい・・・。
リス太君も言うように、仕事や勉強でお疲れ気味な私たちには、ちゃんとリフレッシュするための時間をとることが必要。
日々の疲れをきちんと癒してあげられれば、気持ちよく過ごしていくことができるのです。
面倒くさがっちゃダメ!? 知っておきたいお風呂効果
入浴について、どんなイメージを持っていますか?
多くの人が、お風呂にはリラックス効果がある、と聞いたことがあるのではないでしょうか。
リフレッシュできる場所、ゆっくりできる場所、というイメージを持つ人も多いと思いますが、
1日の汚れを落とす場所、入らないと汚れたまま、入浴は義務、という人も少なくありません。
しかし、面倒くさがっているのはもったいないほど、入浴でのリフレッシュの効果は高いのです。
本当? リラックス効果の理由
お風呂に入るとリラックス効果がある、というのは誰でも聞いたことがあると思いますが、どうしてリラックス効果が高いのか、理由を理解している人は少ないのではないでしょうか。
理由はズバリ、副交感神経が優位になるから。
仕事や家事で、神経も筋肉も張りつめ、緊張・興奮している状態。
入浴で筋肉や関節が自然と柔軟になり、リラックスできるのです。
適温・適量のお湯に、ちょうどよい時間つかっていることで、体の芯の体温、深部体温が上がります。
これがゆっくり冷えていくとき、快眠につながる眠気が自然と出てくるのです。
うとうとしているとき、手足が温まった感覚がしてきますね。
それは、末端の血流を増やすことによって放熱をしているからです。
疲れがとれる!
入浴により、疲労回復の効果も高まります。
血流がよくなるため、疲労回復に必要な酸素や栄養がいきわたります。
また良好になった血流で、疲労の原因物質や不要な物質を取り除きます。
こうして、血流がよくなるということは代謝もあがるということ。
そして、浮力によって筋肉や関節のこわばりも自然と緩まっていくため、肩こりや腰痛などが軽くなっていくのです。
明日以降も快適に過ごす! お風呂チェックリスト
お風呂の効果を知ると、ゆっくり湯船に浸かってみたい、という気持ちになりますね。
熱すぎても、長すぎてもダメです。
疲労回復、リラックスのためには、チェックリストをどれか1個でも満たしている必要があります!
1. 42度以下!
2. 肩までゆったり浸かれる量!
3. 時間は、10分~15分!
3. 入浴後、体を冷やさない!
温度と時間について
熱すぎると、交感神経が優位になり、リラックス効果はぐっと薄れます。
ぬるすぎるても、深部体温が上がらず自然に眠りを導いてくれることもなくなり、血流もよくなりません。
40度前後で、自分が心地よいと感じる温度のお湯にしましょう。
また、浸かる時間も、長ければよいというわけでもありません。
短いと深部体温が上がらず、効果が薄れます。
逆に15分以上浸かっていると脱水症状が出てきてしまい逆効果です。
何度かに分けて合計10分以上浸かっているようにすることで、自然と深部体温があがり、血流もよくなるのです。
入浴後は体を冷やしちゃダメ!?
夏は入浴していても暑く、クーラーや扇風機で身体を冷やしてしまいたくなりますね。
しかしこれは血圧の問題からもよくありません。
急激に体を冷やすことで、必要以上に血管が縮みます。
これによって血圧が急変動し、リラックス効果が薄れてしまうのです。
冬場でもできるだけ保湿し、保温効果を高めましょう。
しっかりと体の水分をふき取り、安静にして自然な放熱を心がけましょう。
寝るタイミングを考えてみよう
眠気を感じたとき、体がポカポカする感じがしますね。
これは深部体温を覚ますため、放熱しているから。
これが起こるのが、入浴後90分経った頃。
この放熱し、自然と深部体温がゆっくり下がる時、自然な眠りが導かれるのです。
そのころに眠るのがちょうどよいのです。
それまでは、身体を急激に覚まさないよう、また交感神経が優位になるゲームやスマホを控えるようにしましょう。