繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~家族トラブル④ 親子問題~

悩まない人はいない!

  • 親子喧嘩、夫婦喧嘩がある。
  • 家庭のトラブルが仕事に差し支えている。
  • 家にいたくない。
  • 家族とのコミュニケーションの仕方がわからない。

親にとっては子供は初めてで、子供だって親は選べません。

世代も違うのでもちろんすれ違うこともあるでしょう。

とくに生まれたばかりの頃は、夜泣きや、言葉では伝わらないことも多く、親としてももどかしく苛立ちやすく、落ち込みやすい時期でもあります。

今日はそんな難しい時期に悩む「うまくいかない」の解消方法と、よくある悩みの解消方法を見てみましょう。

うまくいかないのは当然です

子供というのは成長していくものですから、子育ても徐々に変化させていかなくてはいけません。

また学校が始まれば、子供世代との年齢の差も感じるようになるでしょう。

どんな親だって、どんな人だって、子供を産み育てるのは初めてです。

うまくいかないのは当然で、失敗と成功を繰り返しているのです。

夜泣きや子供のトラブルで悩んでいる親も、あなただけではありません。

見渡しただけではわかりにくいですが、どんな親も、苦労や失敗を経験しているのです。

だからこそ、そんな先輩たちにアドバイスを求めるのはよいことと言えるでしょう。

何か実行したら、必ず振り返りをする。

親や親せきにアドバイスを求め、昔から大切にされていること、昔からの常識、セオリーなどを学んでいくのもよいでしょう。

また逆に世代の近い先輩パパ・先輩ママたちにアドバイスを求めれば、より手軽で便利で、時代に応じて変化した新しいテクニックも見つかるでしょう。

そしてそれらを体系的に学べる書籍。

ネットは手軽ですが、断片的な情報が多く、欲しい答えは見つかる一方、派生知識やつながりを見つけることができませんので、緊急時のみにしましょう。

どのアドバイスも、どのテクニックも、実行してみて、そのうえでかならず振り返りをしてみましょう。

この試行錯誤が、成功させるためには必須です。

自信がないとか、どれからやったらいいかわからないとかと不安な声もあると思いますが、不安だからこそ、実行しないと不安は消え去ってくれません。

また最初から完璧である必要もなく、聞いたアドバイスの全てを100%確実に成功させる必要もないのですから、アドバイスを過程ごとに分けたり、目標値を低くしたりすることも必要です。

忙しさで振り返りなんてできないという声もありますが、振り返りをすることこそ、学んだことを活かしきるために必要です。

「○○と聞いてやってみたけど、うまくいかなかった」と相談することで、また次のアドバイスももらえるものです。

そして、子供自身からの反応もよく観察しておきましょう。

親が子供に教えるだけでなく、子供から親に伝わる情報もたくさんあります。

教えることにいっぱいいっぱいになりがちですが、子供の反応があって初めて振り返りもできるのです。

お悩み・心配の種:学力

うまくいかない、と感じるのは、子供の学校での成績が思うようにいかないことにありませんか?

勉強ができる子になってほしい、と思うのは親心。

人生経験上、学力は高いほうがいいと考える親がほとんどなのです。

子供からしても、成績が悪いと怒られることがしばしば。

両親の思いに応えたい気持ちはあると思いますが、小さいころから勉強ができるなんてことはありません。

両者ともに、幼少期からの塾などより、できるだけ簡単なものからチャレンジしたいものですね。

これを実現するには、早いうちからの習慣が大切です。

塾などではなく、よく遊び、よく学び、よく寝ること、この3つが成績を上げるためには欠かせません。

よく運動をする子は、脳細胞が活性化し、記憶力や集中力などを高めてくれる物質も大量に分泌され、結果成績もあがりやすくなります。

よく学ぶ、といっても、塾などの教育ではなく読書がおすすめ。

読書時間が長いほど成績がよい子に育ち、また全く読書しないと成績があがりにくくなってしまうため、家に本棚・書籍を用意し早くから書籍に馴染めるようにし、読書時間をとりましょう。

また親がよく読書をしていれば、子供はそれを見て育つので同じように読書をする子供になるでしょう。

良く寝ることも基本です。

幼少期はもちろんよく寝かせておくようにしますが、小学校でも10時間前後の睡眠によって、ストレスを感じにくく、また集中力・記憶力も高まります。

こちらも親が夜遅くまでテレビやスマホで過ごしていると、子供も同じように育つため適切な睡眠がとれなくなってしまいます。

よく遊び、よく学び、良く寝る、という3点の脳を活性化させてくれるポイントは、親の生活からスタートします。

子供の成績が不安だと感じたら、見直してみましょう。

 

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