「楽しく生きたい!」と思ったら。あなたの「楽しい」を引き出す
目次
週の終わり/始まりのメンタルケア講座! その14
そんなタイミングなのに憂鬱・・・という人のためのお悩み解決コーナーだよ!
僕たちの充実感にも、実はスイッチがあるんだ。
こんなお悩みありませんか?
- 日中はネガティブになりやすい。
- 仕事がツラい・・・。人間関係が面倒だ・・・。
- よく眠れていない。もっと寝たい。
- 頭が働かない・・・
どうせ生きるなら楽しく生きていたい。
でも、なんとなく手持ち無沙汰で、自分に自信があるわけでもないし、自分に何ができるかわからない。
失敗しないように気を付けながら、言われたことだけやっている。
漠然と、あやふやに生きていて、「どうして生きてるんだろう?」と考えてしまう。
そんな人でも大丈夫。
幸せ、充実感、楽しさ、どれも引き出してあげることができます。
楽しそうな人とそうでない人の違いとは
夢を実現できたり、趣味が充実していたり、目標が叶ったり。
どんな環境にも、「上手くいく人」と「上手くいかない人」がいます。
もちろん、「上手くいく人」にだって失敗はありますし、失敗してきたから成功していることも多くあります。
とはいえ、うまくいく人のほうが人生は楽しいでしょう。
夢も現実的じゃないし、趣味もなんだか物足りないし、生きがいって何だろう・・・
と考えてモヤモヤしてしまう人との差は、ズバリ、「自信」です。
自信を持って取り組むから、成功のためのヒントが浮かび、プラス思考ができます。
また、自信や意欲があると脳がドーパミンを出すので、集中力、思考力といった能力も高まるので成功しやすくなるのです。
そうして成功していくと、充実感、満足感や達成感を得ることができ、これがまた自信につながります。
自分に自信がある人は、苦労して目標を達成しますが、楽しんでいることが多いのです。
とはいっても、日本人のほとんどが自分に自信を持っていないというデータも。
どうやったら、「楽しい」スイッチである自信を手に入れられるのでしょうか。
「失敗」を克服しよう!
私たちの「自信」はどこからくるのでしょうか?
思い返してみると、自信のある分野というのは、過去に挑戦して成功したことがある分野ですね。
ゲームでも得意科目でも、プラスの体験をしたから自信につながっています。
過去の体験が、自信を左右しているのです。
プラスの体験は、必ず誰にだってあるもの。
頑張ったら、いつもより少しだけど、点数がよかった。
やってみたら、思ったより捗った。
早起きしてみたら、少しだけど時間に余裕がもてた。。。
この程度でも成功体験です。
これらの小さな成功体験があるから、そのことに自信が持てるようになっていきます。
自分に自信がないという人がほとんどなのは、失敗体験に引っ張られているからです。
成功して当たり前、失敗は見劣りするダメなこと・・・と考えてしまってはいませんか?
「失敗」というトラウマを引きずる人へ
心理学には、自己成就予言、というものがあります。
上手くいくと思ってやれば、結果上手くいく。
失敗すると思いながらやっていると、失敗してしまう。
というものなのですが、モチベーションや気持ちの方向が、結果を左右してしまうということを指します。
失敗する自分を思い浮かべていると、どんな挑戦をしても失敗の方向に近づいていきます。
しかし、成功した自分を思い浮かべながらでは、どんな挑戦でも、成功の方向に近づけていくことができるのです。
このことを応用して、「こうありたい」「こうなりたい」理想の自分をイメージしておきましょう。
自信がなくても、「こうなりたい」という理想はあるはず。
自信や根拠は抜きにして、理想の自分をイメージしてあげると、自然とその方向へ気持ちが向いていきます。
これだけで、あなたは少しずつ自信を掴むための道を作っていくことができるのです。
成功させる方法
人間は失敗体験を引きずりやすいもの。
とくに日本人は、失敗は悪で、起きてはいけないこと、100点で成功していなければいけない、という強い白黒思考があります。
この100点ではないといけないという思考が、成功体験を減らしてしまっているのです。
そんな人が人生に充実感を得るために必要なのが、やはり小さな成功体験の積み重ね。
なりたい自分像をイメージして成功しやすいベースを持っておいたうえで、小さな体験を積み重ねていきましょう。
そのためには、小さな目標設定が必要。
朝早く起きる、いつもより1点でもいい点数を取る、体重を1キロでも落とす・・・
現在の自分が達成できそうな、少し頑張ればできそうな小さな目標を、自分で考えてみましょう。
考えた目標は、誰かに伝えることで現実味が出てきますよ。
小さな目標が達成できたら、継続してもよいですし、少しずつボリューム・レベルを上げてみるのもよいでしょう。
別の挑戦をしてみるのも問題ありません。
小さな目標ではありますが、「自分で設定した」目標を達成できたことで自信が持てています。
また、100点を目指す必要はなく、目標を達成できたか、できなかったか、という判断基準です。
もし達成できなかったとしても、少し目標値を下げてまたチャレンジしてみましょう。
自分自身で目標を設定できた、ということだけでも、チャレンジできていることになりますよ。
誰かに伝えることと、続けること、100点じゃなくてもいいということ
誰かに伝えることで、目標に現実味が出てきて、その達成のためにステップを踏む必要がでてきます。
しかしもしその目標を伝えたとき、笑われたり否定されたりしたらどうでしょう。
挑戦する気持ちを失ってしまってはもったいないもの。
挑戦を応援してくれる人は心強い存在ですので、応援してくれる人と仲を深めていきましょう。
挑戦する気持ちを否定するということは、その相手自身にも自信が無い傾向があります。
その人と深く付き合うことはいったんやめておいたほうがよいでしょう。
また、なりたい自分をイメージしても、目標を自分自身で設定しても、成功体験を積んでも、すぐに「楽しい」と感じられるわけではありませんね。
少しずつ積み重ねていくことで、徐々に自分に自信が持てるようになり、充実感も増えていくことでしょう。
100点を目指すのではなく、少しでも達成できたら合格、といったように自分のモチベーションにも配慮してあげましょう。