紹介!コミュニケーションのテクニック ㉘ ~職場で役立つ!シチュエーション別対応リスト③~

紹介!コミュニケーションのテクニック

就労移行支援事業所 リスタート では、毎週月曜日にワークショップを、火曜日にはコミュニケーションプログラムをやっています。

これらは、社会で生きていく上で避けて通れない「対人関係」を円滑にするため、「コミュニケーションに慣れる」ことを目的としたプログラムです。

ここでは、良好な人間関係を築いていくために気を付けたいコミュニケーションのテクニックを紹介していきます。

シチュエーション別対応リスト③

今回も、仕事をしている中で起こるかもしれない様々なシチュエーションに対する適切な対応を紹介していきますよ!

上司に自分のことを評価してもらえていないと感じる

業務を進める中で、自分のことがどのように評価されているかというのは気になるポイントですよね。

時には、上司が自分の仕事をちゃんと評価してくれていないように感じられることもあるかもしれません。

そのようなとき、一方的に「的確な評価を受けていない」と判断し、怒りをぶつけてしまえば、それこそあなたの印象は悪いものになってしまいます。

ちゃんと評価をもらえているかが気になってしまったのであれば、その旨を確認し、相談の形で伝える必要があります。

「評価の件でお話があります。この半期、私は~という成果を上げてきましたが、申し訳ありません、そのことについて評価していただいていないように感じています。もしも何かご期待に沿えないことがあったのであれば、率直にお聞かせいただきたく思います」

自分がミスしたことを報告したとき

ミスは起こさないのが一番ですが、人間である以上、必ずミスは起こるものです。

そのようなとき、ミスしたことを隠そうとして報告しないでいると、後々大きな問題につながってしまうこともあります。

ミスをしてしまったら、早急にその旨を報告しなければいけません。

ミスを報告するときに重要なのは、先に「お詫びの言葉」と「ミスをしてしまったこと」を伝えるということです。

その後、なぜミスをしてしまったのか、現在どのような状況なのか、今後どうしようと思っているのかを整理して伝えてください。

ミスの報告は言い辛いので、ついつい「ミスをした」ということを後回しにしてしまいやすいのですが、後に回せば回すほど、相手はイライラしてしまいます。

必ず、先にミスをしてしまったという報告をすることを忘れないようにしてください。

「ご報告したいことがあります。申し訳ありません。○○の件でミスをしてしまいました。詳細についてお話しすると――」

 

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