紹介!コミュニケーションのテクニック ㉛ ~職場で役立つ!シチュエーション別対応リスト⑥~
目次
紹介!コミュニケーションのテクニック
就労移行支援事業所 リスタート では、毎週月曜日にワークショップを、火曜日にはコミュニケーションプログラムをやっています。
これらは、社会で生きていく上で避けて通れない「対人関係」を円滑にするため、「コミュニケーションに慣れる」ことを目的としたプログラムです。
ここでは、良好な人間関係を築いていくために気を付けたいコミュニケーションのテクニックを紹介していきます。
シチュエーション別対応リスト⑥
今回も、仕事をしている中で起こるかもしれない様々なシチュエーションに対する適切な対応を紹介していきますよ!
意図が伝わらず、誤解されて受け取られてしまったとき
コミュニケーションにおいて、話の意味合いを判断しているのは聞き手です。
そのため、ときには伝えたつもりの内容と別の意味合いで相手に伝わってしまうこともあるでしょう。
もやもやとしてしまうタイミングですが、ここで相手を責めてしまってはトラブルになってしまいます。
伝えたかったことと違う伝わり方をしていることを率直に伝え、再度説明する用にしてください。
例)「私がお伝えしたかったことと違うように受けとめていらっしゃるようなので、もう一度話し合いたいのですが、よろしいでしょうか」
自分が知らなかったことを指摘されたとき
仕事において、情報の共有は大事ですが、時には自分に伝えられていなかった情報や、知らない間に決定していたことを後から知ることもあります。
特に、自分が知らない情報について「間違っている」等と指摘されてしまうと、ついつい
「そんなこと聞いてないんですけど!」
「そうだったんですか?早く教えてくださいよ!」
なんて言いたくなってしまいますよね。
しかし、例え情報を知らなかったのが不可抗力であったとしても、このように言われたら相手も気分が良くはありません。
知らなかったことを伝えつつ、教えてもらったことへの感謝の言葉を述べるようにしてください。
例)「~なのですね。知らずにいたので、ご指摘いただき助かります」
ありがとう以上の感謝の気持ちを伝えたいとき
「お礼の言葉」は非常に重要なものです。
何かをしてもらったとき、ありがとうの一言があるだけで、相手はやってあげてよかったと気分が良くなりますし、以降もお互いに助け合う良好な関係が築けます。
一方で、何もお礼の言葉がないと相手も張り合いがなくなってしまい、困っていても誰も助けてくれなくなってしまいます。
ときには、してもらえたことがとても嬉しくて「ありがとう」だけでは伝えきれない、ということもあるかもしれません。
そんなときに使える言葉としては、以下のようなものがあります。
「感激です!」
「言葉にできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです!」
「あなたに出会えたことを誇りに思います!」
大げさに聞こえるような言葉は、使うタイミングによっては返って茶化しているように聞こえてしまうので、気を付けてください!