就活SST「ほめるときのポイント」

新聞読解「「弱者からの収奪」と批判」

以下、記事の要約です。

ファッションの分野で、デザインや広告の内容が他者の文化を都合よく流用する「文化の盗用」だとして批判される事例が相次いでいる。
芸術は異文化から刺激を受けて発展してきた。
他文化の尊重と創作をどう両立するのかが問われている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • アニメなども最近多い気がする。
  • 本人は盗用したつもりがなくても反感を買ってしまうことがある。
  • 異文化の理解は難しいところもある。
  • 体験する機会も必要。

盗用を気にしすぎて萎縮しないように気を付けていきたいですね!

就活SST

前回、”相手をほめる”コミュニケーションの効果について考えました。

今回はその続きとして、ほめるときのポイントについて考えていきます。

場所や相手を意識する

相手をほめるとき、常に同じほめ言葉で、同じポイントをほめれば良いかというと、実はそうではありません。

適切なほめ方は、場面や性別、年齢といった要素によって変わってきます。

例えば、女性に対して「たくましいですね」と伝えても、あまり嬉しく感じられないかもしれません。

ほめるときに重要なのは、「相手が興味を持っているか、自信を持っている」ポイントをほめるということです。

例えば、「自分で気に入って買ったアクセサリー」や、「活躍した自信のある仕事」についてほめられれば、とても嬉しく感じるでしょう。

一方で、「貰い物だからつけているけど自分の好みではないアクセサリー」や、「あまりうまくできなかったと思っている仕事」であればどうでしょうか。

たとえそれを言った側はほめているつもりであっても、言われた側は、「似合っていると言われても嬉しくないよ・・・」「ちゃんと自分の仕事を見ていたのか?」なんていう風に感じてしまうかもしれませんね。

“上から目線”に要注意!

上司のプレゼンを見ていたあなたは、プレゼン終了後、その上司から「今のプレゼン、どうだった?」と聞かれました。

そこで、「とてもよくできていたと思います」と伝えたところ、上司の機嫌が悪くなってしまいました。

これは一体どうしてでしょうか。

目上の人をほめるときに注意したいのが、「評価」をしないようにすることです。

「すごいですね」という言葉は、上司が主語になっており、相手の力量を評価する意味合いを含んだ言葉です。

評価のニュアンスをなくし、上から目線に思われないようにするためには、主語を自分や第三者にした言葉に置き換えることが有効です。

「大変勉強になりました。先方も感心しながらお聞きになっていましたね」

このような伝え方であれば、上から目線に聞こえてしまうこともないのではないでしょうか。

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