ワークショップ「人間と他の動物の一番の違いは?」/自己分析「自分の軸を見つける」
ワークショップ「人間と他の動物の一番の違いは?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「人間と他の動物の一番の違いは?」です。
人間も動物の一種と言えますが、一方で他の動物には見られない特徴が数多くあります。
そこで今回は、人間と他の動物を比較した際に、一番の違いとなるものは何か、考えてみてもらいました。
様々な特徴の中で一番と言える特徴は、いわば人間という種族の本質と言えるものになるかもしれません。
このテーマについての利用者さんの意見
- 反省ができること。本能的な良い悪いの判断だけでなく、理性的に振り返り、今後に活かすことができる。
- 科学を発展させたこと。様々な現象を解明し、利用できるようにしていった。
- 言葉を話すこと。鳴き声などでのコミュニケーションは他の動物も行えるが、感じたことや思ったことを伝える力に優れている。
- 情報処理の階層性が高いこと。一つの物事を多面的に捉え、考えを集約させることができる。
利用者さんそれぞれで、様々な意見が出てきました。
テーマへの回答、その理由、具体例と、説得力があってわかりやすい発表になりました!
自己分析講座
前回は、社会人になってから今に至るまでの自分史を作成しました。
今回は、自分史で見つけたエピソードを使って、自分を表す軸となるキーワードを探していきます。
自分の軸を見つける
これまでの自己分析を振り返って、自分を表す軸となるキーワードを見つけてみましょう。
自分の強みを伝えるときに、いくらでも言葉を使ってよいのであれば、そう難しいことではありません。
その条件なら、これまでの人生で良かったことや、上手くいったことをすべて挙げていけばよいでしょう。
しかし実際にはもちろんそんな時間はありませんし、あれもこれもと伝えても、結局どんな人間なのか、相手にはうまく伝わりません。
そこで、複数のエピソードに共通している強みを探すことで、自分を表す軸となるキーワードを作りことが重要です。
キーワードが見つかったら、それを裏付けるエピソードを5つ書き出すことを目標にしましょう。
新卒採用でなければ、学生の頃のエピソードを話すことはあまりないかもしれませんが、自分のキーワードとしての共通点を見つけるために役立てていきましょう。