ワークショップ「桃太郎で一番活躍したのは」/自己分析「子供のころにほめられた思い出」
ワークショップ「桃太郎で一番活躍したのは」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「桃太郎で一番活躍したのは」です。
桃太郎は、日本人なら誰もが知っているであろう有名なエピソードですね。
この物語の中で、鬼退治で一番活躍したのは一体誰なのでしょうか?
それぞれの得意なことや、その活かし方を比較して考えてみましょう。
このテーマについての利用者さんの発表
- キジ。飛べる利点により、探索などで役立つから
- イヌ。鬼との戦闘において特に役に立ちそうだから
- サル。頭が良いので、道案内などもしてくれそうだから
このような、いくつかの中から1つを選ぶ形式での意見では、自分が選んだ以外の選択肢についても言及した上で、どのような軸を選んだのかを話すと説得力のある意見になりますよ!
自己分析講座
前回は、子供のころの嬉しかった思い出について分析を行いました。
今回も引き続き子供のころのポジティブな内容の分析として、「ほめられたこと」に注目します。
子供のころにほめられた思い出
SSTでお話した内容ですが、人は自分が興味を持っていないことよりも、興味を持っていることをほめられたときに嬉しく感じます。
「貰い物だから使っているけれど、自分の趣味ではない」ものをほめられてもあまり嬉しくない、という感覚ですね。
印象に残っているほめられた場面は、自分にとって興味のあること、つまりは、得意なことややりたいことでほめられた場面であると考えられます。
どのようなことをしたときに、どのようにほめてもらうことができたか、ということを思い出していくことで、自分の大切な価値観や、得意としていることに気づくことができるかもしれません。