来年2024年の干支は「たつ(辰)」! 辰年はどんな年になる?

来年2024年の干支(えと)は、「たつ(辰)」だね!
ところで、干支ってなんで十二支(じゅうにし)なんだろ?
確かに…。じゃあちょっと調べてみよう!

 

そもそも干支(えと)ってなに?

普段の生活の中で、あまり気にすることのない「干支(えと)」。

そもそも「干支」ってなんなのでしょうか?

十二支(じゅうにし)

子(ね・鼠)
丑(うし・牛)
寅(とら・虎)
卯(う・兎)
辰(たつ・竜)
巳(み・蛇)
午(うま・馬)
未(ひつじ・羊)
申(さる・猿)
酉(とり・鳥)
戌(いぬ・犬)
亥(ゐ・猪)

ご存知、12通りの動物をその年になぞらえたもので、この十二支が「干支」の意味で用いられることがあります。

しかし、本来「干支」とは、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と、十二支を組み合わせたものなのです。

十干(じっかん)

甲(こう/きのえ)
乙(おつ/きのと)
丙(へい/ひのえ)
丁(てい/ひのと)
戊(ぼ/つちのえ)
己(き/つちのと)
庚(こう/かのえ)
辛(しん/かのと)
壬(じん/みずのえ)
癸(き/みずのと)

の10通り。

2024年は、十二支でいうと「辰年」、十干では「甲」となり干支は「甲辰(きのえたつ)」となります。

十二支の中で唯一架空の生き物

辰年は十二支の中で唯一、架空の生き物です。

十二支に辰年が入った理由は諸説ありますが、1つは、もともと辰ではなくワニだったという説。

中国では龍という漢字はワニという意味も持っており、本来は辰ではなくワニの意味で使われたという説です。

もう1つの説は、辰は中国では非常に縁起の良い生き物であり、権力を意味する動物だというものです。

干支の考え方を広めるために、縁起が良く神聖なイメージがある辰を十二支に選んだという説もあります。

辰年は「出世」や「権力」の年

2024年は甲辰(きのえたつ)。

陰陽五行説によると「甲」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があります。

2024年辰年は、昨年まで努力してきたことが実を結んで成就する年になるでしょう。

辰年にさらなる努力をすることで、成功にスピード感を持って近づける年となります。

2023年卯年は準備の年でしたが、2024年はその準備した結果が実を結ぶ年となります。

また、辰年生まれの人は、野心家で、物事を成し遂げる強い意志を持っています。

そのため、仕事や学業で大きな成果を上げる可能性が高いとされています。

ただし、「出世」や「権力」を得るためには、努力と忍耐が必要であるとも言われています。

辰年生まれの人は、自分の目標に向かってしっかりと努力を積み重ねることで、大きな成功を収めることができるでしょう。

2024年の辰年は、「龍の如く猛々しく、新しいことに挑戦する年にしたい」。

年賀状にはそんな気持ちを込めるのもいいかもしれませんね!

 

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