ワークショップ「幸せを定義する」/自己分析「自分に関わる力」
ワークショップ「幸せを定義する」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「幸せを定義する」です。
“幸せになりたい”という願いは、多くの人にとって普遍的なものかと思います。
しかし、その幸せとはどんな状態か?と聞かれたら、みなさんは回答することができますか?
幸せになりたいとは、具体的にはどのような状態になりたいのか。
どんなことをして、何が起きることを望んでいるのか。
言葉にして、定義してみましょう。
このテーマについての利用者さんの発表
- 困った時に助け合えること
- 誰かの役に立てること
- 受け入れてもらえること
ぼんやりと幸せになりたいと思っていても、何をすればいいのかわからず、悩んでしまうばかりですよね。
しかし、「こうなりたい」という明確な目標があれば、それを達成するために動いていくこともできるはずです!
自己分析講座
前回は、自分自身の分析の一環として、”他人に関わる力”について考えました。
今回は、”自分に関わる力”をテーマに、また別の視点から自分の分析を進めていきます。
自分に関わる力
「自分に関わる力」をアピールするとき、客観性に欠けていると、自分本位に映ってしまうことがあります。
そうならないようにするためには、その力を、他者のためにどう使ってきたのかを伝えるのが有効です。
「チームのために」「お客様のために」「コスト削減のために」など、自分以外の着地点に向けて、具体的にどう行動したのか、エピソードを挙げられるようにしてください。
自分に関わる力のキーワードの例をいくつか挙げてみます。
・やり抜く力
・活動意欲
・主体性
・行動力
・柔軟性
「自分の都合の良い結果を得るために」「周囲が蔑ろになるにも関わらず」といったエピソードだと、自己アピールのはずが、返ってネガティブな印象を与えてしまうことになるかもしれません。
一緒に働きたいと思えるようなエピソードを見つけておけると、就職活動の際にも話しやすくなるでしょう。