ワークショップ「オリンピック 4 つ目のメダルは何色?」/自己分析「人生グラフを読み取る」
ワークショップ「オリンピック4つ目のメダルは何色?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「オリンピック4つ目のメダルは何色?」です。
オリンピックといえば、金メダル、銀メダル、銅メダル ですよね。
もしもここに、4つ目のメダルを加えるとするならば、
・何色のメダルを
・どんな人に
渡すと良さそうでしょうか。
4つ目のメダルは、必ずしも4位の人に渡す必要はありません。
他にメダルを渡したい選手がいるとすればどのような人か、考えてみてください。
このテーマについての利用者さんの発表
- 2位金、3位銀、4位銅として、1位をプラチナメダルにする
- 世界記録を塗り替えた人にプラチナメダルを渡す
- もっとも情熱があった人への赤メダル
色のイメージを考えた上で、なぜその色なのか、どんな人に渡したいと思うかなど、しっかりと考えられた良い意見がたくさん出てきました!
自己分析講座
前回は、これまでの人生をグラフ化した「人生グラフ」の作成を行いました。
今回は、作成した人生グラフから、自分の得意や苦手を読み取ってみます。
人生グラフを読み取る
人生グラフにおいて大事なのは、グラフが上や下に向けて曲がっているポイントです。
グラフが上に向かって曲がっているタイミングは、自分にとって好ましい変化があったポイント、
下に向かって曲がっているタイミングは、自分に取って望ましくない出来事が起きたポイントであると言えるでしょう。
それらは、今の自分に大きな影響を与えている可能性が高いと考えられます。
下向きに曲がったきっかけとなる出来事は、自分の考え方を変えて、制限している原因である可能性があります。
一方で、上向いたタイミングの出来事や、その後グラフがプラスになっている時期は、自分にとって過ごしやすい環境や、好ましい人間関係があったことを示しています。