新聞読解「機能別に1人一本へ」

以下、記事の要約です。
高機能な歯磨き粉が増えている。
従来から主流の歯周病予防だけでなくホワイトニングや口臭予防など幅広い機能をもつ商品が登場し、平均価格は5年で2割高まった。
このテーマについての利用者さんの意見
利用者さんの意見
- 使い分けが必要な時代になってきた
- 種類が多くて選べない
- 口腔ケア以外にも食べ物にも気をつけたい
- 値下げをして欲しい
今後は消費者の多様な悩みにこたえる形で高価格帯になりそうですね!!
就活SST
前回は、コミュニケーションを取る上で非常に重要な「心配り」についてお話しました。
今回は、誤解されずに話すために有効な"逆ピラミッド"の話法を紹介します。

逆ピラミッドで話す
逆ピラミッドとは、言葉の通り逆さにしたピラミッドのことです。
すなわち、一番上の段が巨大な四角の土台となり、一番下が尖った小さい石になります。
それと同じように、大事から細事へと重要度の順に話していくのが逆ピラミッド型の話法です。
この話し方の大きなメリットは、相手に話を誤解されづらくなることです。
そのため、ビジネスの場面で活用できれば、役立つ場面が多くあります。
重要度で話を並べる
逆ピラミッドでは、重要度順に話をします。
最も重要度が高いのは、報告なら結論、物語なら結末です。
次いで、2番目に重要度が高い話をします。
これは、多くの場合、結論・結末をもたらした理由や原因です。
それから、次に重要なこと、その次に重要なことと話していき、発端や背景などは、通常、一番最後になります。
しかし、通常、我々の話し方で自然なのは時系列順に話すことです。
通常、意識せずに逆ピラミッドで話すことは容易ではありません。
聞き手に想像力発揮の余地を与えると誤解が生じる
人は、話を聞く時、頭の中であれこれと考え、解釈しています。
そのため、結論を後回しにして背景等から話し始めると、聞き手の想像力が発揮されることになります。
その結果、話の結論に至るまでに考えていた内容によってバイアスがかかり、話し手が意図したのと違う受け取り方になってしまうのです。
例を挙げてみましょう。
『現在開発中の商品を、7月に出荷できる』と伝えようとしている、以下の2つのセリフを比較してみます。
A
「商品の出荷は7月になる見込みです。そのために、スタッフを増員します。手を打たなければ出荷が8月になりますが、増員によって遅れを取り戻します」
B
「現在、開発が遅れており、このままだと出荷が8月になります。スタッフを増員することで、出荷を早める予定です。そうすることで、商品の出荷は7月になる見込みです」
どちらも、言っている内容に違いがあるわけではありません。
しかし、Bの話し方の場合、「商品の出荷は7月見込み」という結論を伝えるまでに考える余地があるために、「うまくいけば出荷が早まるようだが、実際には8月頃になるということか」等といった理解になってしまうかもしれません。
そうなると、話し手は「確かに7月出荷と伝えた」と考えているのに対し、上司は「遅れて8月になる」と把握してしまい、後々トラブルになる、なんてことが考えられます。
Aのように最初に結論を言ってしまうことで、上司が想像力を働かせる余地はなくなり、結論のあとの情報はすべて結論を補完する事柄として理解してもらうことができます。
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