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休日プログラム「無意識な束縛に注意」

休日プログラム

本日は、就労移行支援事業所 リスタートの休日開所日です。

今日の休日プログラムでは、ネガティブな人がやってしまうことがある無意識な束縛についてお話します。

ネガティブな人は嫌われる?

「ネガティブな人は嫌われる」と考えている人は多いのではないかと思います。

しかし、人間つらいことも落ち込むときも当然あるもの。

ネガティブになってしまったからといって、イコール嫌われる原因になるというわけではありません。

むしろ、落ち込んでいたら心配する、助けてあげようと思うという人も多いかと思います。

であるにも関わらず、ネガティブな人が避けられてしまう原因は、実は相手に対する”束縛”にあります。

返答を強制する言葉

例えば、あなたが誰かに「私って価値のない人間なんです」と言われたら、どのように返すでしょうか。

「確かにそうですよね」なんて返したら、相手を傷つけてしまうのはわかりきっているので、よほどのことがなければこのようには伝えないでしょう。

「そんなことないよ」など、相手の言葉を否定し、慰めるような言葉を伝えることになるのではないかと思います。

ということは、実はこの質問、相手の返答を強制的に引き出していると考えることができます。

このような、相手の行動を強制するコミュニケーションは、相手に悪い印象を与えてしまいます。

厳しい言い方をするのであれば、「相手をどかすために舌打ちをする」「自分のやり方に合わせさせるために怒鳴りつける」というのと、本質的には同じ発言なのです。

とあるアンケートでは、「嫌われる発言」の上位として、「私なんてかわいくないよー」というコメントが挙がりました。

一見すれば共感を呼びそうな発言なのですが、実際にはこれも、「そんなことないよ」という発言を強制的に引き出す、”束縛”の言葉だと考えられます。

つまり、問題なのはネガティブであることではなく、「自分の評価を唯一の真実であるかのように相手に押し付ける」ことだったのです。

自分の感情を付け加える

対処法としては、一言”自分の感情”を付け加えることが挙げられます。

自分の評価ではなく、気持ちを伝える話し方にすることで、相手の回答を強制せず、話しやすくなります。

例:「私って価値のない人間ないじゃないかと思って落ち込んでるんです」

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