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休日プログラム「対人関係をチェックする」

休日プログラム

本日は、就労移行支援事業所 リスタートの休日開所日です。

今日の休日プログラムでは、対人関係について、どのような関係を築けばよいのか、3つの"層"に分けてお話します。

コミュニケーションが得意とはどういうことか

コミュニケーションが得意な人というのは、どのような人だと考えていますか?

「誰とでも初対面で仲良くなり、楽しそうに話せる人」なんて考えているかもしれません。

しかし実は、どんな人とでも楽しく話ができるなんていう人は、ほとんどいません

コミュニケーションが得意な人とは、実のところ、仲良しになる人とそうでない人を「見分ける」ことができているだけなのです。

対人関係の3つの層

対人関係は、3つの層に分けることができます。

第一層「重要な他者」

まず、第一層には、家族、恋人、親友など、情緒的に自分に近しい人たちが入ります。

ただし、この層にいる人たちのことが、必ずしも好きでなければいけないというわけではありません。

親や兄弟であっても関係がこじれてしまうこともあるでしょう。

しかし一方で、そのような関係であったとしても、亡くなってしまうと情緒的に大きく影響を受けてしまうことがあります。

この層に入る人たちのことを、「重要な他者」と呼びます。

第二層「親しい関係」

次に位置づけられる第二層には、主に友人や親戚など、ある程度親しい関係の人が入ります。

もちろん、都会生活が長く親戚とのつながりが薄いという人からすれば、ここに親戚が入らない、などといったこともあるでしょう。

どのような関係かに捉われず、自身にとって親しいかどうかで考えてみてください。

第三層「職業上の人間関係」

最後となる第三層に入るのが、職業上の人間関係です。

ここにいる人との関係は、仕事がうまくいけばそれでよいと考えられます。

そのため、相手のことを好きになる必要も、自分のすべてを理解してもらう必要もありません。

ただし、関係性が悪くなってしまうと、働く上での不都合も出てくるため、ある程度の関係値は維持しておくことが望ましいでしょう。

誰とでも仲良くなる必要はない

第二、第三層がうまくいっていたとしても、第一層の人間関係にトラブルがあると、深刻な影響を受ける場合があります。

一方で、例えば上司とうまくいっていなくても、暖かく迎えてくれる家族や相談に乗ってくれる友人がいれば、問題なく過ごせるかもしれません。

上の階層に含まれている人たちとの関係を大切にできていれば、すべての人と良好な関係を築けていなくても良いのです。

初めて会う人のことなんて何もわからないのだから、仲良くなれなくても当たり前です。

無理に最初から仲良くしようと意気込むのではなく、付き合っていく中でこの人と仲良くなりたいと思ったら、その時仲良くしていけば、それで十分なのです。

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