新聞読解「通信制高校 生徒30万人超」

以下、記事の要約です。
通信制高校に通う生徒が2025年に初めて30万人を超え、過去最多を更新したことが文部科学省の調査で分かった。
企業や事業者による学校の新設も相次ぐ中、不適切な運営が指摘された事例もあり、学びの質の担保が課題となっている。
利用者さんの意見
- 通信制高校で対面でのコミュニケーション能力や他者の気持ちを慮ることを学べるのか不安。
- 登校拒否と不登校は似ているようで意味が異なる。
- 教育機関の質、教育のレベルは担保されつつ、生徒本人がカリキュラムを選べて高卒認定資格も取れるような制度がこれからの時代に合っているのではないか
- 少子高齢化で子どもの数はどんどん減っているにも関わらず、通信制高校の生徒数が激増しているのは、現在の教育システムに何かしらの課題や問題がある
通信制高校の生徒数の増加は、コロナ禍や保護者の価値観の変化、教員の指導力低下、いじめの増加、SNSの普及などが背景にあるとされています。
変わりゆく社会にあわせた学びの場の提供、教育の質の担保が今、求められています。
就活SST
前回は、相手が望んでいることが、言葉通りの意味か?という点について考えました。
今回は、会話を終わらせたい時、どのように伝えれば良いかについて考えます。

会話を終わらせる
ここまで、会話の始め方、続け方と考えてきましたが、今日考えるのは、会話を終わらせることについてです。
事務的な会話、必要に迫られての会話であれば、その目的が果たされた時点で自然と会話は終了します。
しかし、雑談などの場合、会話をどう切り上げるか悩むこともあるかもしれません。
会話を終わらせるタイミングとしては、後の予定のため時間が無くなったときや、話題に行き詰ったときなどが挙げられます。
そのようなとき、会話を終わらせることなく続けようとすると、自分の予定が崩れてしまうだけでなく、会話に意識が向いていないことが伝わってしまい、ネガティブな印象になってしまうかもしれません。
だからといって、「時間がないので」等とただストレートに伝えると、これまた冷たい印象を与えてしまったり、「自分と話すのが嫌だったのかも」等と思われてしまったりすることもあるかもしれません。
会話を終えるスキル
会話を意図的に終わらせたい時には、以下のようなコツがあります。
会話を終えるスキル
(1)相手の話が区切りのいいところまで待ち、その話を受け止める。
(2)一言の後、簡単に理由を伝える。
(3)お礼や気持ちを伝える。
(4)申し訳ないという気持ちを仕草に表す
(1)相手の話が区切りのいいところまで待ち、その話を受け止める。
会話を終わらせたい時に限らず、コミュニケーションを取る上で重要なポイントとして、「相手の話を遮らない」というものがあります。
急いでいる時や反論があるときなどには、相手の話を最後まで聞いていられない、と思うこともあるかもしれません。
しかし、相手の話を遮るという行動は、「あなたの話を聞くつもりはない」という、強い拒絶の意志を相手に伝えてしまうのです。
今すぐにでも移動しなければ間に合わないなど、緊急のときには仕方がないこともあるかもしれませんが、そうでなければ、相手の話の区切りが良くなるまでは待つようにしてください。
(2)謝罪の後、簡単に理由を伝える。
自分の都合で会話を終わらせるということで、「ごめん」「すみません」など、まずは謝罪の言葉を伝えましょう。
その上で、簡単にで大丈夫なので理由を伝えてください。
理由を伝えることは、相手に納得の気持ちを与えると共に、誤解を防ぐためにも重要です。
(3)お礼や気持ちを伝える。
「今日はありがとう」「楽しかった」「またお話させてください」
などなど、最後に自分の気持ちを付け加えると、より相手に寄り添った伝え方ができます。
(4)申し訳ないという気持ちを仕草に表す
言葉だけでなく、「非言語的コミュニケーション」も重要です。
言葉の上では申し訳ないと伝えていても、表情や態度がそれに伴わなければ、相手に正しく伝わりません。
なお、言葉を使わず、非言語的コミュニケーションのみで会話を終わらせたいことを示す、という方法もありますが、これにはリスクが伴います。
例えば、「時計をちらちらと見る」「そっと歩き出す」などの行動は、会話を終わらせたがっているということが伝わることもありますが、受け取り手に意味の解釈を任せてしまうため、「自分との会話が退屈らしい」などと思わせ、ネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。
まずは気軽に相談してみてくださいね!メールフォーム・LINE・電話のどれでも対応してます!
