コミュニケーション「気になるニュース」

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていると雑談しやすいですよね!
利用者さんの意見
- ゲームアプリで攻略方法がネットに上がるのが早すぎる
- AIとの結婚
- 高市政権に期待
- トランプ大統領の来日
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座

前回、前々回と、サンプルのシチュエーションから認知の歪みを見つける練習を進めています。
今回で最後!認知の歪みを見つける方法を身に着けていきましょう!
認知の歪みチェック②
自動思考に含まれる、認知の歪みを探す練習を続けていきましょう。
例)毎月発表される営業成績。同期のなかではいつもトップだったのに、今月は同僚に初めてトップの座を奪われた。
自動思考A「入社して初めて負けた!もう自分の力は認めてもらえないんだ・・・」
当てはまる認知の歪み:白黒思考
たった一度の失敗で、もう自分は認めてもらえないと決めつけてしまっています。
しかし実際には、ただ一度トップではなくなったというだけで、力がないなどとは思われないのではないでしょうか。
自動思考B「彼は何でもできる・・・。もう太刀打ちできないかもしれない」
当てはまる認知の歪み:過大評価・過小評価
自分の実績を過小に評価し、相手の力を過大に捉えることで、一度負けただけで相手を勝ち目のない人と決めつけてしまっています。
「くやしくてしょうがない。もう営業成績なんて気にするのはやめだ!」
当てはまる認知の歪み:情緒的な理由付け
負けたことより、くやしいという気分に支配されて自暴自棄になり、いままで頑張ってきた努力を感情で放り出してしまっています。
認知の歪みを含まない考え方
上記の場面で、認知の歪みを含まない考え方はどのようなものでしょうか。
ポイントは、一度の失敗よりも、これまでの自分を信じるということです。
ライバルに負けた・・・それだけで絶望的な気持ちになったり、もうダメだと落ち込んだりするのではなく、相手の努力の結果だという事実を受け入れることが大切です。
そして、自分が築いたこれまでの実績を信じてあげてください。
そうすれば、一度の失敗で台無しになるのではなく、またがんばるための励みとして出来事を受け止めることができます。
負けてしまったことではなく、相手の努力に目を向けましょう。
そして、自分のこれまでの実績を振り返り、次に向けてがんばるためのきっかけにすれば前向きになれるはずです。
認知の歪みを含まない考え方の例:「彼は今月頑張っていたもんな。いいところを吸収してまたがんばろう」
まずは気軽に相談してみてくださいね!メールフォーム・LINE・電話のどれでも対応してます!
