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就活SST「選択理論を使う練習」

新聞読解「AI失業 就活生も警戒」

以下、記事の要約です。

就職活動中の大学生らの4割が、生成AI(人工知能)の普及を見越して、志望動機を変えたことが日本経済新聞の調査で分かった。

生成AIの普及が、就職や転職活動に与える影響は大きくなることが予測される。

利用者さんの意見

  •  個人的には過度に恐れる心配はなく、どうAIを役立てていくかを考えるのが先決
  •  どの職業で雇用が減るかは未知数で、どの業界でAIの開発、導入が進んでいるのかにもよると思う
  •  まだ働いたことのない就活生からするとAIの進歩が脅威に感じられるのも理解できる
  •  AIが人間の仕事を完全に代替するには、まだ時間がかかると思う

生産性向上といったAIのプラスの面は評価しつつも、雇用の一部が奪われるかもしれない懸念は注視しないといけませんね。

就活SST

前回は、選択理論の10の原理という形で、ここまでのまとめをしました。

今回は、選択理論を実践的に使うために練習していきます。

選択理論を使う練習

以下のシチュエーションについて、選択理論に沿って考えてみましょう。

Case:先輩が結果を独り占めしてしまう

Aさんは、入社2年目で営業企画部で働いています。Aさんには、5年目の先輩であるSさんがいます。

最近Aさんは、少しやる気を失ってしまっています。なぜなら、自分の考えた企画やアイデアを、Sさんが全部自分の発案のようにして上司に披露していると感じているからです。

つい最近も、「この前、Aと話していたら、面白いことを言うので、これはちゃんと形にしたらよくなると思って、考えてみたら、結構よい企画になったので見てもらえませんか」と、Sさんが上司に提案してしまいました。

それについてAさんが抗議したところ、Sさんは、「盗んだなんて人聞きの悪いことを言うなよ。参考にはしたけれど、君のアイデアのままじゃ形にならないんだ。なくなるはずのものが良い企画になって通ったんだから、むしろ感謝しろよ」という調子であり、上司も誰が発案したかというのはあまり気にしている様子ではありませんでした。

最近のAさんは、良くないと思いながらも、自分のアイデアを言わず、自分の中でため込むようになってしまっています。

あなたがAさんだとしたら、問題解決のため、選択理論の考え方を使ってどんな行動を起こすのが良さそうでしょうか

解決のためのポイント

ポイントは以下の3点です。

①:Aさんの満たされていない欲求を把握すること
②:欲求が満たされていない原因を考えること
③:「コントロールできること」「コントロールできないこと」を区分すること

それぞれについて考えてみましょう。

①:Aさんの満たされていない欲求を把握する

仕事の成果が横取りされたと感じているAさんは、力の欲求が満たされていないと考えられます。

力の欲求は、「誰かに認められたい」「価値を生み出したい」といった欲求です。

②:欲求が満たされていない原因を考える

欲求が満たされていない原因は、「先輩が自分の発案のようにしてしまっていること」と、一見思えます。

しかし、満たされていないのが「誰かに認められたい」「価値を生み出したい」という欲求であることを考えると、実は少し違う視点が見えてきます。

原因の大元を探ってみると、「自分のアイデアが認められないと感じている」ことが考えられます。

③:「コントロールできること」「コントロールできないこと」を区分する

「コントロールできないこと」は、先輩や上司についてです。

「コントロールできること」は、自分自身の思考と行為です。

選択理論に沿った行動の例

自分から上司に直接提案してみる、というのが、選択理論に沿った行動の例として挙げられます。

それで通るのであれば先輩にアイデアを取られずに済み、欲求が満たされますし、通らないのであれば、先輩の言うそのままでは形にならないという言葉が正しかったのかもしれません。

もしも通らなかったなら、今度はSさんに自分から提案したいからアドバイスをして欲しいと頼むなど、今と違った別の行動を取ってみるのも良いかもしれません。

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