コミュニケーション「気になるニュース」

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていると雑談しやすいですよね!
利用者さんの意見
- 無職転生Ⅲ 展開がまたまた面白くなってきた
- 美容師さんから化粧品のアドバイスを受けて参考になる
- 沖縄県知事選 古謝玄太さん初当選
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座

前回は、問題の解決を妨げる「自分の思考」から抜け出すため、コラム法をご紹介しました。
今回は、3つのコラムで見つけた自動思考に含まれる"認知の歪み"に挑戦していきます。
自動思考に含まれる"認知の歪み"
前回のプログラムでは、コラム法の最初の一歩として、「状況」「気分」からその時の「自動思考」を導き出す、"3つのコラム"についてお話ししました。
続く第4、第5のコラムへと進む前に、ここで見つけた自動思考について、より深く分析を行います。
悪い方向に考えてしまうことの原因は、多くの場合、物事の悪い面ばかりを見ていることにあります。
本来、ひとつの可能性でしかない自動思考を、マイナスに捉えてしまう原因となる考え方のことを、"認知の歪み"と呼びます。
代表的な10種類の認知の歪みについてご紹介します。
10種類の認知の歪み
①白黒思考
曖昧な状態を許容できず、物事すべてを白か黒かと極端に二分して考えてしまう。
例)すべての仕事で良い結果を出さねばならない。1つでも失敗があれば、他が成功していたとしても、全て失敗したも同然なのだ
例)少しでも幼稚であれば大人とは言えない
②極端な一般化
1度や2度起こっただけの失敗・悪い出来事を、常に当然のごとく起きるコトだと思いこむ。
例)同僚と上手くいかなかった。自分はきっと職場のみんなからも嫌われているんだ
③心のフィルター
ものごとの良い部分をまるで意識できなくなり、悪いことばかりを思い出してしまう。
目の前にキレイな景色が広がっていても、ほんの小さなゴミが落ちていたら、それしか目に入らなくなる状態。
例)帰りに雨に降られてしまった。今日は最悪な一日だ。
④マイナス化思考
良い部分を遮断する心のフィルターに対して、マイナス化思考は良いことを良いと考えられなくしたり、良いことを悪いことに置き換えてしまう。
例)仕事で大きな成果を上げたが、こんなのは過去に失敗した分の補填でしかない
例)道に落ちているゴミを片付けたが、これは人に良く思われようとしてやったことに過ぎない
⑤結論への飛躍
明確な根拠がないにも関わらず結論付けてしまう。“心の読みすぎ”と”先読みの誤り”に分類できる。
・心の読みすぎ
人の断片的な行動や発言で、その人がどう思っているかを決めつけてしまう。
例)上司に挨拶をされなかったことで、自分は嫌われていると考えて憂鬱になる。
・先読みの誤り
だれにもわかるはずがない将来を決めつけてしまう。
例)「明日は大事な仕事があるが、自分はそれに失敗し、周りから責められるのだ」
⑥過大評価・過小評価
自分の失敗や悪いところを必要以上に大きく、自分の成功や良いところを極端に小さく考える。
あるいは他人の場合はその逆に考える。
例)「同僚が出した意見は素晴らしいものだった。それに比べて自分の意見は凡庸でつまらないものだ」
⑦情緒的な理由付け
その時の自分の感情に基づいて現実を判断する。
例)「とても不安だ。何かとんでもないミスをしているに違いない」
例)「すごく申し訳ない気持ちがある。自分は彼に何かすごく失礼なことをしたんじゃないか」
⑧べき思考
「こうするべきだ」「ああするべきではなかった」と過去を思い出して悔やんだり自分の行動を自分で制限したりする。
自分で考えた基準を絶対のものとして考える。
例)「上司なんだからもっと大人らしい行動をするべきだ
例)「人は人と関わらなければ生きていけない。だから、人に感謝すべき」
⑨レッテル貼り
自分や他人に柔軟性のないイメージを創り上げて、そのイメージを固定してしまう。
例)私はダメな人間だからいつも失敗するのだ。
例)あの人は頑固な人だから、何を言っても無駄だ
⑩自己関連付け
何か悪いことが起きると、それが自分に関係なくとも自分のせいであると責める。
例)クレームが入った。自分の担当ではなかったが、気づくチャンスはあったのだから自分のせいだ。
例)チームの仕事にミスが起きてしまった。自分がミスを発見できなかったせいだ。
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