依存症③~あなたの側にもある3つの依存症~

依存症の3種類について

前回の記事はコチラ↓

依存症①~実は隠れ依存症かも・・・~

依存症②~自覚することが克服への第一歩!~

 

第31回 教えてリス太くん

今回で依存症は3回目だね

今日は大きくわけて3つの依存症を紹介するよ!

 

人は孤独や寂しさや不安を紛らわそうと、身のまわりにあるものに依存します。

物質依存症・対人依存症・プロセス依存症・アルコールやゲーム・買い物など

依存症にはいろいろなものがあります。

多種多様の依存症に共通するのは、自分の意志ではコントロールできないだけではなく、

本人だけでなく家族などまわりの人もトラブルに巻き込んでしまうことがあります。

 

【物質依存症】

手近なものを食べたりアルコールを飲んだり、たばこを吸ったり、

肉体的な快楽や刺激が得られることで一時的に現実逃避をしようとする依存症です。

【物質依存症の例】

・アルコール

・たばこ(ニコチン)

・過食

・ドラッグ(薬物)

【対人依存症】

ゆがんだ上下関係で相手を支配し束縛したり、逆にしがみついたりすることによって、

人とのつながりを求めたり暴力などで支配しようとするものです。

 

【対人依存症の例】

・世話型(過保護、過干渉)

・職場

・DV(ドメスティック・バイオレンス)

・児童虐待

・パトロン

・共依存

・教祖(宗教)

【プロセスへの依存症】

パチンコなどのギャンブルや買い物などの行動の過程で得られる興奮や刺激を求めて、

その行為にのめり込みます。

行為依存症ともいい、行為そのものは目的ではなく、

終わった後に後悔することが多いです。

 

【プロセス依存症の例】

・ギャンブル(パチンコ、競馬など)

・買い物

・仕事

・インターネット

・メール

・嘘や悪口

・痴漢

・万引き

・恋愛依存

・セックス依存

・リストカット

クロスアディクション

人によっては2つ以上の依存を合併することがあり、クロスアディクションと言われます。

1つの依存を抑制した事により、また違うものに依存し始めることもあります。

アルコールを断酒し我慢していると、イライラしてパチンコに通うようになってしまうなどです。

アルコールと鬱(うつ)、病的窃盗と摂食障害など、他の精神疾患・障害との合併が多くみられます。

 

精神安定剤や眠剤などの薬物を用いた治療も必要となることもありますので、

専門の医療機関につながることが大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です