UFO党のヒミツ
先日、読解のプログラムで選挙についての新聞記事を扱った際に、利用者さんの口から「UFO党」なんて政党の名前がでてきました。
あまりにインパクトのある名前で気になったので・・・調べてみちゃった!
「開星論」のUFO党(かいせいろんのゆうほうとう)、
森脇十九男という人が中心となって、1982年5月13日、
勝海舟の墓前で結党宣言をして立ち上げたのが、「UFO党」です。
そして、そんなUFO党が1985年に再編成して設立され、届出された
日本の政治団体・政党が、『「開星論」のUFO党』です。
開国論ならぬ「開星論」を掲げて、宇宙人との友好的交流の促進、
および主要各国政府上層部のみが知り得るUFO機密情報の開示を政策としています。
2011年現在も政治資金規正法上の政治団体としては存続していますが、
1997年以降の政治資金収支報告書では収入・支出とも金額0が続いており、
実質的に長期休眠状態にあります。
UFO党の活動
UFOや超常現象の専門家である韮澤潤一郎さんが言うには、
1778年ごろ、国連総会でUFO調査をするという議決が採択されたそうです。
それは結局実行されませんでしたが、
国際連合という世界的機関で認められたUFO調査に、日本も参加していくべきだと考えたのが、
UFO党結党のきっかけだったそうです。
ニューヨークの国連本部で開かれたUFOに関するシンポジウムに出席したり、
渋谷の国連大学へUFO学科の開設を陳情したり・・・
はたまた臨海副都心に宇宙人歓迎用のUFO離着陸ポートを建設するように東京都議会に陳情したりなど、
宇宙人との交流を視野に、「開星論」を地球規模で展開していったそうです。
満を持してUFO党出馬、その結果は・・・
比例区では5万票以上も獲得!
したものの・・・なんと全員落選してしまったそうです。