パリに行ってもパリジャン・パリジェンヌはいない!?
場所に造られたんだけど、今ではシャンゼリゼ通りの西端、
フランスのバカンス
この時期は夏休み!
南仏といえば、だれもが一度は行ってみたい
リゾート地ですよね!
フランスの夏休み対象期間は7月と8月。
2週間の休みをとるとして、それをどこに当てはめてもいいはずなのに、
7月か8月のどちらかを選ぼうとするのがフランス人。
7月にバカンスをとる人を「Juilletistes(7月組)」、
8月にバカンスをとる人を「Aoûtiens(8月組)」と呼び、呼び名までついています。
当然、7月末と8月初旬は上り下りとも道路が渋滞して、
これもまたニュース番組に“風物詩”のように取り上げられます。
パリのパン屋の半数が休業
そんなに休んで経済が成り立つのだろうか、などと心配するフランス人はほとんどおらず、
サラリーマンから町のパン屋まで挙って長期休暇を取得します。
(夏季休暇
8月15日~25日&8月毎週月曜日)
特に8月は40%の企業が休業、パリのパン屋の半数も休業、
自動車の生産は半分以下に落ち込み、
公共事業にいたっては80%がストップするという統計があります。
雑学雑誌「ça m’intéresse」2014年8月号より
太陽を求めて大移動
そんな長期休暇をとるフランス人の半数近くが目指すのは、
長年「夏に行きたいところ」のトップを走り続けている「海」です。
絵に描いたような海辺のバカンスを実現すべく南下します。
毎年夏になるとテレビのニュースで南仏の砂浜の様子が映し出され、
それらが“理想的なバカンス”であるかのように紹介されます。
ただし海を目指す一番の理由は泳ぐことでも、砂のお城を作ることでもありません。
フランス人が夏に求めるものは「太陽」。
晴れの日の太陽を求めて
晴れの日が多い南仏にたまたま海があるだけで、海はあくまでオマケだそうです。
悪天候だと不機嫌にさえなるフランス人たちが南下するわけは、
一日でも多く晴れの日を獲得するためなのです。
そのため、夏休みにパリに行ってもそこにいるのは主に観光客。
実際のパリジャン、パリジェンヌはこの時期パリにはいません笑
ぼくもちょっと
バカンスに行ってくるね~
Au revoir!(ばいばい!)