8月18日 朝までそれ正解!

読解

多様な「少数派」生かせ

 

「Best Place To Work (最良の職場)」

米国の企業広告で、そんなマークを印刷する例が増えています。

 

何がベストなのか――

このマークは「LGBT」などと呼ばれる性的少数者にとって

差別や無用のストレスがなく働ける職場を意味しています。

日本も米国の後を追い、日本企業でも年々関心が高まってきています。

というのは、経営のグローバル化と優秀な人材の確保のため、です。

「差別禁止は最低ライン」であり、

スムーズに働ける環境を積極的に作ることが企業にとってもプラスになります。

 

日本では長く、

夫が働き、妻は専業主婦というのが一般的でしたよね。

しかし、少子化でこの前提が成り立たなくなり、

まずは「女性」を働き手として取り込んだわけですが

まだまだ政府が「女性管理職の増加を」と旗を振っている段階・・・

 

そこで、人口の1割弱とされているLGBT、留学生を含む外国人、高齢者、

自身や家族が病を持つ社員の活躍に目を向けました。

こんな意見が出ました↓

・LGBT=海外のイメージ

・少数派を受け入れるのは当たり前

・いろいろな人が働きやすくなるべき

・「介護離職」せざるを得ない状況せいで、

優秀な人材が辞めてしまうのはもったいない

 

高齢化が進む今、人材確保のためには

柔軟な対応が必要になってきます。

 

しかし、今までの制度を変える・・・となると、

すぐに動くには難しいかもしれません。

 

 

レクリエーション

 

今日のレクリエーションでは、朝までそれ正解!というゲームをやりました。

テレビ番組「リンカーン」でやっていたゲームなので、知っている人もいるのではないでしょうか。

 

「朝までそれ正解」とは、答えのない問題についての正解をみんなで討論するゲームです。

ルールを説明しましょう!

朝までそれ正解! ~ルール~

①「あ」から始まる○○、というふうに、初めの文字とお題を指定します。

②参加者はそれぞれ紙に思いついた答えを書きます。

③全員の答えが出たら、一人ずつ、もしくは一斉に答えを発表します。

④最後に、その中から正解に一番近いもの、あるいは多くの人から賛同を得られるものを
議論を通して決めます。

 

 

それではさっそくですが、今日の活動で出たお題と回答を一部ご紹介しましょう!

まず紹介するお題は・・・

 

「あ」で始まるかっこいいセリフ です!

 

かっこいいセリフって、いざ自分で考えようとするとなかなか難しいですね。

みなさん悩んだ後出てきた回答が・・・

 

「あばよ」

「あじけねえな」

「ありがとうは終わってからにしてくれ」

 

どれもかっこいいですが、正解に選ばれたのは・・・

 

「Eye for an Eye ~目には目を~」

カ・・・・・・カッコイイ!!!!

 

次のお題は「す」で始まる楽しい行事 です。

これはいくつかの候補がすぐに出てくるのではないでしょうか。

利用者さんの回答は・・・

 

「水泳大会」

「スキー」

「すき焼きパーティ」

 

などなど!

 

ちょっと変わった回答として、

「数学勉強会」

なんてものもありました。

数学を楽しく学べるのであれば素晴らしいイベントですが、いやそうな顔をしている人も何人か・・・

僕も、イベントを楽しみにやってきたら数学の勉強会だったりなんてしたら、ショックですね・・・

 

さてさて、そして正解に選ばれたのは・・・

 

「スイカ割り」

でした!

 

やっぱり夏といえばスイカ割り!季節にぴったりのイベントですね!

 

 

最後に紹介するお題は、

 

「く」で始まる人にあげて喜ばれるものです。

 

「クーポン券」

「クックパー」

 

などの、常識的なものから、

 

「車」

 

なんていう、確かに喜ばれるだろうけど、本当にあげられるのか!?

なんてものまで出てきましたが、正解に選ばれたのは・・・

「国」

・・・です

はい、国です。国家です。

なんとこの回答を3人もしていたなんて奇跡が起こりました。

 

 

どうですか? 国、もらって嬉しいでしょうか?

統治しなきゃいけないとか、税金どうするんだとか、そもそも誰があげられるんだとか・・・

いろいろ問題もある気がしますが、あまりのインパクトに正解に選ばれてしまったので、

リスタートにおいては、「く」で始まる人にあげて喜ばれるものは「国」ということになりました!

 

 

いかがでしたでしょうか?

条件に合う言葉を探すための発想力が求められ、正解を選ぶためには話し合う必要があるので

議論力も要求されるゲームですが、それらの力を鍛えるためにはぴったりですよ!

これからも、リスタート高田馬場のプログラムの一環として取り入れていきたいと思います。

みなさんもぜひやってみてくださいね!

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