みんなは路面電車、乗ったことある?
今日、8月22日は「チンチン電車の日」です!
リス太くんMEMOによると・・・
「チンチン電車」とは、路面電車の愛称のことだよ。
1903 年のこの日、東京電車鉄道が新橋~品川間の路面電車の
営業を開始したことにちなんでいるんだ。チンチン電車という名前の由来は、
路面電車の出す「チンチン」というベルの音からであるが、クラクション
のように外に向かって鳴らす音、車内合図用に鳴らす音、イベント時に鳴
らす音、と諸説あるみたいなんだ!あとで解説するね!
路面電車が日本で最初に走ったのは、1890年東京上野公園で開かれた、
第3回内国勧業博覧会(4.01~7.31)の会場内でした。
この時、東京電灯会社がアメリカから持ってきた電車2両を会場で走らせました。
実際に営業運転が始まったのは、京都が最初でした。
1895年2月1日開業(京都電気鉄道株式会社)。
区間は塩小路東洞院(現・京都駅前)-伏見京橋間で、
電力としては琵琶湖から引いた疎水を使用していました。
そばに琵琶湖という大きな電力源があったことがこの大事業を可能にしたのでしょう。
「チンチン」というのは、発車の時に車掌さんが鳴らす鐘の音を描写したもので、
それにより「チンチン電車」の愛称が生まれました。
が・・・!
意外にも色々な説が存在していることが判明!
主に3つの説があるようです。
「チンチン電車」名前の由来
1、イベント時に”チンチン”と音を鳴らして登場した
2、路面電車は昔“チンチン”と警笛を鳴らしていた
この電車は専用軌道ではなく町中を走るわけですから、
こういうものに慣れていない人や車が路面電車の前をいきなり横切ろうとして
はねられたりすることを防ぐ必要がありました。
そこで運転手は警笛を“チンチン”と鳴らして注意を喚起して危険を知らせていました。
3、路面電車の車内合図音が“チンチン”という音のベルを使っていた
昔は車内に車掌がおり、車掌は運転手にベルを鳴らしてメッセージを送るというかたちをとっていた。
この合図、鳴らす回数によってその合図の意味が変わり、使い分けられていました。
「チン」と、1回だけベルを鳴らすと、「人が降りるから停車しろ」という合図です。
「チンチン」と、2回続けてベルを鳴らすと、
「降車をする人がいないから降車場を通過する」と言う意味と、
その返事として、「通過しても良い」という意味になります。
3回以上連続して、「チンチンチンチン」などとベルを鳴らすと、「すぐ停車しろ」や、
「非常停車するぞ」などの意味になります。
この音をとって、ちんちん電車と呼ばれるようになったのでは、と言われています。
今では廃止されている所もありますが、都電荒川線、阪堺電気軌道では、
全ての車両で聴く事ができます。
ただし、現在の使用用途は、乗客に対する発車合図に限定されています。
車と同じように道路の上を走行する路面電車。
いまは数が減りましたが、それでも九州方面の地方では現役で活躍しており、
街中をゆっくりと走る「チンチン電車」。
ぼくも乗りに行ってみたいなあ~
高田馬場2丁目にあるリスタート高田馬場から歩いても10分位で行けますよ。
すぐに都電荒川線の「面影橋駅」があります。
距離は短いですがなかなか色々と見応えのある10分になると思いますよ!