8月27日 イタリアと言えば・・・?
イタリア語で「凍った」という意味を持つ「ジェラート」は、
果物や野菜、ハーブやスパイス等と乳製品でつくる、
イタリアのフィレンツェが発祥のアイススイーツの一つ。
イタリアおよびヨーロッパではもちろん、今では世界中で親しまれています。
素材は様々で、果物や野菜は旬のものを使うことが多く、乳製品を加えて、
空気を含ませながら攪拌して凍らせてつくります。
ジェラートの歴史として最も古い記録が旧約聖書。
中にでてくる「乳と蜜」で、長老たちは夏に氷雪で冷やした
ミルクシャーベット風の食べ物を愛飲していたと考えられます。
9~13世紀頃
9世紀には、アラブ人が雪と岩塩と砂糖で飲み物を作るようになりました。
彼らがその飲み物のことを「シャルバート」と呼んでおり、
それがイタリア語でシャーベットを表す「ソルベット(Sorbetto)」という
言葉の語源と言われています。
■アイスクリームが中国からイタリアへ伝わったという説もあります。
それを持ち帰ったのがマルコ・ポーロ(1254~1324年)。
彼の「東方見聞録」のなかには北京で乳を凍らせたアイスミルクを味わったという
記述があり、その製法を伝えました。これがヴェネッィアで評判となり、
氷菓の製法は北イタリア全土に広がったと言われています。
ジェラートとアイスクリームの違い
そして、ジェラートがアイスクリームと違うところはもうひとつ。
ジェラートは一般的なアイスクリームと比べて空気含有量が少ないのです。
そのために密度が濃く、独特のなめらかな食感を生み出しています。
アイスクリームに比べてヘルシー!?
果実や果肉をたっぷり使って作られることもジェラートの特徴の一つ。
多くの職人たちが、その素材の風味を最大限に活かすことにこだわっています。
素材そのものの味をしっかり感じることができ、
さらに野菜や果物に含まれることが多いビタミン類や、乳製品のカルシウムも
嬉しい魅力のひとつです。
イタリアには「ジェラテリア」が約4万店もある
イタリア人がジェラテリアを選ぶ基準は3つ
・「手作り」であること。
・旬の素材をつかっているかどうか。
・滑らかな食感。
毎日暑い日さっぱりしたジェラートが美味しいそ~😋