上野公園にある銅像といえば・・・?
今日、9月24日は「西郷隆盛の命日」です。
リス太くんMEMOによると・・・
西郷隆盛は、薩摩藩出身の武士。薩長同盟の成立や江戸城無血開城の交渉
など明治維新において指導的な役割を果たしたが、最後は同じ薩摩藩出身
の盟友大久保利通らと対立し、西南戦争の大将として新政府軍に敗れ
1877 年9 月24 日に自刃したんだ。東京都上野公園に建つ西郷像は高村光雲
の作。巨漢のイメージのある西郷だが、銅像の頭部の大きさは遠近法によ
る見え方を考慮したためなんだって。
K君:上野恩賜公園に西郷隆盛の銅像が建っているよね?
リス太:そうだね。鹿児島出身の武士、軍人、政治家として活躍し、
明治維新に大きく関与したとされるのが「西郷隆盛」だよねー
K君:今でもその存在を知らない人はいないくらい有名だけど、
・・・疑問があるんだけど。
リス太:何?
K君:西郷隆盛って一人ではなく犬を連れている銅像のせいか、
何だかセットになっているイメージが強いんだけど?
リス太:そうだね。必ず犬を連れている姿が教科書や様々なところで使われているよね。
どうしてだと思う?
K君:どうしてなの?
リス太:写真が嫌いだったらしく、生涯一枚も撮っていない、
あるいは撮ったけど処分してしまったか何かで残されていないんだって。
現在の肖像画などは全て親族からイメージして作成されているので、
本当に銅像のような顔なのかどうかは定かではないらしいよ。
でね、どうして西郷隆盛の像に犬もセットになっているのかというね、
「肥満」が関係しているらしい・・・。
西郷隆盛は、お酒が一滴も飲めなかったんだけど
甘い物や脂っこいものが大好きで太ってしまったんだって。
とうとう医師から運動をして食事制限をするように言われて
山登りをして兎狩りを趣味とするようになったんだけど、
ひとりで歩くのがつまらないから、薩摩犬の雌「ツン」と一緒に山登りをして
狩を楽しんだんだって!
K君:へぇ~ 銅像の犬は薩摩犬のツンなんだね?
リス太:上野の銅像の薩摩犬は雄でツンじゃあないんだって・・・。
銅像を作った時ツンはもういなかったから雄犬をモデルにしたんだって。
K君:そうなんだ!強そうな犬だね。
リス太:薩摩犬は野性の血を引く気性が荒い犬で、狩の友として常に一緒にいたみたいだよ。
西郷隆盛は、大の犬好きでツンに限らずに、多くの猟犬を飼育していたんだ。
西南戦争が起こった明治10年にも愛犬を連れて現場に向かったんだけど、
追い詰められた城山の戦いで最期を感じた時に犬だけは逃がしてやろうと
最期に首輪を外して逃がしてやったんだって。
K君:死ぬ間際に、犬だけでも助かって欲しいという願いから、
首輪を外すなんて本当に犬好きだったんだね・・・(感動)
リス太:それだけ犬好きであるからこそ、
上野恩賜公園の銅像には犬を連れて散歩をしているような姿なんだね。