学校と塾って何が違うの?

今日、10月9日は「塾の日」です!

リス太くんMEMOによると・・・

「じゅ(10)く(9)」の語呂合わせから、学習塾の質的向上を図り学習塾に対する正しい認識と信頼を獲得するための契機とするとともに、学習塾の健全な発展を願って全国学習塾協会が1988 年に制定した。日本では1960 年代頃から学習塾が注目され始め、その後は人口の多い団塊ジュニア世代の熾烈な受験戦争が活発化したことで大きく普及したと言われる。

K君:塾かぁ~。僕も小さいころ通っていたよ!

リス太:今の時代には、もしかしたら塾に行ったことがある子供のほうが多いかも?

K君:考えてみれば、学校と塾ってどんな違いがあるんだろう?

リス太:それじゃあ、せっかくなので今日は学校と塾の違いを見てみよう!

学校と塾 何が違うの?

子ども達が勉強を教わる場所、という意味では、塾と学校には共通するところが多くあります。

両者の違いで最も大きいのは、学校というものが国(文部科学省)によって決められた要領をもとに

国、あるいは自治体が運営する公的な機関であり、教える内容や休日などが定められているのに対して、

学習塾は民間で運営されている教育サービスなので、教える内容や運営の仕方などに対して、

国からの厳しい制限などはありません。

そのため、授業の内容だけでなく、指導の方法や塾の掲げる教育理念、子どもへの接し方など、

様々な部分で学校とは違った特色があります。

リス太:というわけなので、塾には実は色々な種類があるんだけど、K君はわかる?

K君:うーん、個別指導と集団指導があるよね。あとはなんだろう・・・?

色々あります。塾の種類!

目的による分類

進学塾

受験において、志望校に合格するために指導を行う学習塾です。
主に中学受験専門で、私立難関校に絞った塾などもあります。

学校の授業よりも内容が難しく、塾に入る際に試験がある場合も多いです。
塾の中でも、志望校や学力によって複数のコースに分かれています。

補習塾

学校の授業についていけない生徒に向けて、教科書の内容の補習や
先取りをすることで、学校の授業を理解する助けを行う学習塾です。

予備校

高校生、及び既卒生を対象にした、大学受験専門の学習塾です。

最近は、プロの講師が行った授業を映像にして配信する
「衛星予備校」と呼ばれる形態の指導を行う大手予備校も増えてきています。

形態による分類

集団授業型

10名以上の生徒に対して1人の講師が指導を行う形式です。

1クラスで同じテキストを使っていくため、授業の進度は同じになりますが、
クラス内で学力に差が出る場合もあります。

学力や志望校によって分けられたクラス内で他の生徒と共に学習するため、
他の生徒と学力を比べることができ、負けず嫌いな生徒にとっては学力が向上しやすい形式です。

少人数クラス型

基本は集団指導型と同じですが、1クラスが5名~10名程度の形態です。

生徒の数が少ないので、講師の目が行き渡りやすく、 1人1人の生徒の状態を
把握しやすいというメリットがあります。

個別指導型

1人の講師が1人~数人の生徒を指導する形式です。 生徒の隣、あるいは正面に講師が座ります。

1教室を複数のブースに区切るなどして指導を行うため、生徒の様子をもっとも把握しやすい形態と言えます。
個人の進度に合わせた指導を行うことができるのがメリットといえます。

自習型

1つの教室に複数人の生徒が入りますが、基本的に授業は行われません。

生徒がそれぞれ自習を行い、講師は採点を行うほか、生徒から質問を受けた際に答える役目になります。

インターネット型

テレビ電話などで講師に質問したり、 学習ソフトを用いてパソコンを使って指導を受ける形態です。

インターネットを使うものの、内容としては個別指導なので、 進度に合わせた指導が可能です。

リス太:集団授業は競争になるだけでなく、相談したりコミュニケーションをとれるのも利点だね。

一方で、個別指導なら目標や進度に合わせて進めることができる利点があるよ。

リス太:就労移行支援事業所リスタート高田馬場では、複数人でやるワークショップ形式のプログラムと

個人個人の進度ややりたいことに合わせた個別課題を両方やっているよ。

リスタートでの集団プログラムは競争を行うわけではなくって、利用者さん同士で

話し合って答えを探すことで、コミュニケーション能力を磨くのが目的なんだ!

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