おもしろパスタ12選!
今日、10月25日は「世界パスタデー」です!
1995 年10 月25 日、イタリアのローマで「第1 回世界パスタ会議」が開催されたことを記念して1998 年に制定された。この日は世界各国で、パスタの魅力を伝える様々なイベントが開催されている。パスタの起源は、古代ローマで主食にされていたプルスという小麦などの穀物を粗挽きにして煮込んだものであったとされる。13 ~ 14 世紀のイタリアで一般家庭に普及したが、16 世紀に圧力機が出現し、17 世紀の大航海時代に入ってトマト栽培が栄えたことでパスタとの相性のよさが人気を呼び、飛躍的に消費が拡大した。
K君:パスタっていろいろな種類があるよね。
リス太:そうだね。今日は面白いパスタをいろいろ紹介するね!
おもしろパスタ12選!
リス太:イタリア語で細長い虫(ミミズなどのウジ虫)を意味するvermeがその名前の由来なんだって。
K君:ミミズなどのウジ虫?なんか嫌な意味だね((+_+))
リス太:太さ1.0mm~1.2mm前後の棒状のものを呼ぶのが一般的だなんだって。
細いヴェルミチェッリは軽いオイル系のソースやあっさりしたスープの浮き身に適しているんだよ。
リス太:カペリーニ同様に極細のロングパスタ。
K君:棒状ではなく、まるで即席麺のように一塊ごとに丸く成形されているんだね。
リス太:名前は直訳すると天使(angelo)の髪の毛(capelli)と言う意味。
K君:使い方はカペリーニ同様にスープなどに使われるんでしょ?
リス太:これは幅が20mm前後にもなる平麺(きし麺状)だよ。
その語源となるpappareとはイタリア語でたくさん食べるという意味らしいんだけど、なぜその名前がついたのかは不明なんだって。
平麺タイプのロングパスタは主にクリーム系のソースがよく合うんだよ。
K君:ミートソースなどにもピッタリあいそうだね!
リス太:切るという意味のtagliareをその名の由来としている、幅が5mmから10mm前後の平麺タイプのパスタだよ。
ほうれん草やその他の野菜系を練り込んだものも数多くあるんだ。
K君:練りこんじゃうんだ!気になるな~。
リス太:幅が狭くなるとタッリオリーニ(tagliolini)と呼ばれるんだって。
リス太:タッリアテッレとおんなじ意味なんだ!
タッリアテッレがイタリア北部での名称で、イタリア中部から南部ではフェットチーネと呼ばれるんだよ。
K君:へえー、全然名前が違うから違うものかと思ってた!
出典genes-brain.cocolog-nifty.com
リス太:英語名ではロングマカロニと呼ばれているんだ。
その名の通り直径が5mmから8mm前後の管状のロングパスタのことだよ。
通常のマカロニサイズに切り取り、グラタンに使うことが多いんだ。
K君:せっかく長いのに切っちゃうんだね・・・。
リス太:これはさっきのツィーテを細くしたもので、直径が2mmから3mm前後の管状パスタ。
K君:語源であるbucaって穴って意味だよね?
リス太:そうそう!詳しいね。ブカティーニは濃厚なソースによく適しているよ。
出典passionepercucina.blogspot.com
リス太:ricceとは縮れのことだよ。幅が10mmから15mm前後のパスタでギザギザの平麺が特徴だよ。
K君:面白いね!これ食べてみたいなあ・・・。
K君:ラザーニェってラザニアのことでしょ!
リス太:ピンポーン! 実はラザニアはパスタの形状名のことなんだよ。
古くは手打ちの生パスタが主だったんだけど、現在では乾燥物が主流なんだ。
リス太:問題!chitarraはイタリア語でなんという意味?
K君:・・・細長いもの?・・・とか?
リス太:正解はギター!19世紀の中ごろにアブルッツォ州のラクイラが起源といわれているんだ。木箱にギターのように弦を張り、その上に伸ばした生地を押し当てて、パスタを麺状に切って作るんだって。そのため麺の断面が正方形をしているのが特徴なんだ。子羊の煮込みのソースで頂くのが伝統的らしいよ。
リス太:パッサテッリは、パン粉とパルミジャーノをこねた麺だよ。
ブロードでゆでて、スープとして食べるのが伝統的。
K君:これもパスタなんだ~。お菓子みたい。
リス太:長く厚いチューブ型の押出成形で作られるパスタだよ。
このパスタは伝統的にはそば粉で作られたが、今は全粒小麦粉で作られるほうが一般的なんだって。
伝統的に、このパスタにはアヒルの卵が使用されるんだ。
K君:なんかこのパスタ、ブカティーニによく似ているね。