11月4日 第三回 ビジネスマナー講座
教養講座
前回までの記事はこちら!
今日の教養講座では、およそ一ヵ月ぶりにグループワーク形式でビジネスマナー講座をやりました!
3択の問題で、どれが一番いいかを利用者さん同士で相談し、
全員で1つの答えを出して、理由も一緒に1人が発表する・・・という形式です。
1つ1つの選択肢についてしっかりと議論を行って、
回答を導き出してくれました!
今日はサクサクと問題を解いていき、1コマの間に12問もクリアしてしまいました。
出てきた問題の一部を紹介いたしますので、みなさんもぜひ考えてみてください。
Q1.上司とすれ違うときの挨拶は?
会社で廊下を歩いていると向こうから部長が歩いてきました。
一礼をする時、どのぐらいの角度でおじぎをすればよいでしょうか?
② 前傾15度
② 前傾30度
③ 前傾45度
正解は・・・②!
おじぎは相手に対して敬意を表する挨拶の方法です。
ポイントを押さえて正しいおじぎを身につけましょう。
・首だけを曲げないように注意。上体は腰から曲げます。
・頭を下げる時より体を起こす動作をゆっくり行います。
・礼の始め、終わりには相手の目を見ます。
・男性は両手をズボンの脇、縫い目に合わせて揃えます。
・女性は両手を体の前で合わせます。
おじぎには3種類あります。人とすれ違うときなどにする軽いおじぎ(会釈)は、前傾15度。普通のおじぎ(敬礼)は、前傾30度。上司・お得意様・目上の人などに行います。最も丁寧なおじぎ(最敬礼)は、前傾45度が目安です。
Q2.うまく誘いを断る方法
今日は友人と約束があり終業時刻ちょうどで退社する予定です。しかし上司から食事の誘いを受けました。このような場合、最適な断り方はどれでしょう?
① 予定があることを細かく伝え、はっきりと断りを入れる
② 重要な約束であることを説明し、次の機会にしてもらう
③ 相手の気持ちを害さないように、バレない程度の嘘をつき断る
正解は・・・②!
上司や同僚、企業と企業の付き合いの中で、断ることほど難しいことはありません。納得させるかどうかはあなたの断り方で決まります。
あまりはっきり断るのも相手への気遣いに欠けます。どうしても片付けなくてはならない仕事や、先約があって誘いに応じられないときは、やんわりと「大変申し訳ありませんが、今日は用事がありまして。次の機会にお願いします」など、相手の気持ちを害さないようにする配慮が必要です。
苦手な上司だからと言って、毎回誘いを断るのは感心しません。人間関係を深める機会だと考えて、3回に1回くらいは応じましょう。
Q3.仕事上の失敗をしてしまった!
新人であるあなたが、お客様との対応でミスをしてしまいました。急を要する内容ですが、ミス自体はそれほど大した問題ではなさそうです。あなたはどのように行動しますか?
① 自分自身では行動を起こさず、すぐに上司に報告して判断を仰ぐ。
② すぐに自分で処理をすませ、事が終わってから上司に報告する。
③ すぐに自分でも行動を起こし、途中で上司にも一報を入れる。
正解は・・・①!
経験の浅い社員が、自分のミスの重要度を判断するのはとても危険なことです。顧客対応など、感情が絡むようなミスを自分だけの判断で処理した場合、相手の感情を害してしまいさらに大きなトラブルに発展してしまうこともあります。
事務手続きや書類上のミスなど、明らかなミスであれば、②や③の処置のしかたでも構わない場合もあります。しかし、相手がいる種類のミスでは、内容に関係なくできる限り早急に上司に報告し、指示を仰ぎましょう。
同時に、素直な気持ちで謝ることを忘れずに。
読解
「デング熱運ぶ蚊 北上」
温暖化で生息域広がる
今、海外で流行するデング熱やジカ熱の原因ウイルスを媒介する
「ヒトスジシマカ」の生息域が北上しているそうです。
温暖化の影響もあり、本州全土まで拡大、
今年8~9月に青森市内の公園や港湾地区など3か所で
ヒトスジシマカの成虫や幼虫が確認されました。
デング熱といえば、2014年に100人以上が感染した代々木公園が話題になりましたが、
このときの蚊の数は7~8匹。
しかし、昨年の青森市内の検疫所が行なった人囮法
(調査員が立った状態で、吸血のため飛来した蚊を8分間、網で捕まえる)
の結果、一人当たり約20匹を採取しました。
生息密度が非常に高いため、海外の感染者が訪れれば、感染が広がるリスクがある、と警戒の声。
やはり、大きな原因は温暖化のようです。
ヒトスジシマカは年平均気温が11度以上の地域に定着するされています。
日本の年平均気温は100年で1.16度の割合で上昇。
青森市の年平均気温は1900年代は9度前後でしたが、近年は10~11度に達しました。
北海道南部でも11度に達する地点があるため、感染研は来年から調査を始めるとのことです。
感染リスクを減らすには・・・
定着したヒトスジシマカを完全に駆除するのは難しいので、
感染症のリスクを減らすためには生息数を抑制する取り組みが必要となります。
幼虫(ボウフラ)が繁殖する水たまりをなくす対策が重要とのこと。
植木鉢や雨水の小さな水たまりでも幼虫は成長してしまうため、
定期的に水を捨てたりする対策が必要です。
国立感染症研究所は「毎週土曜、日曜はボウフラ退治の日」と対策を呼びかけています。
この記事を読んで、
・人間生活に危険がおよぶ
・水たまりを作らないように各自対策をすべき
・そもそも水たまりのできないような道路をつくればいいのでは?
・蚊がかわいそう
感染を避けるためにも各自対策をしましょう!
“11月4日 第三回 ビジネスマナー講座” に対して2件のコメントがあります。