1月11日 アサーショントレーニングⅡ
読解
五輪収入「1500億円増」 小池都知事が見通し
小池百合子知事は10日の日本経済新聞のインタビューで、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の収入について、現時点の5千億円から増えるとの見通しを明らかにしました。
「5千億円プラス1500億円で6500億円になる」ということです。
組織委は昨年12月、大会経費について1.6兆~1.8兆円と試算しています。
組織委が企業の協賛金などで5千億円の予算を組み、残る1.1兆~1.3兆円は都、国、関係自治体などの負担としています。
地方の負担を減らし、メダルを作る事業や五輪関連グッズの販売など組織委の増収に協力する考えを示しました。
また、サイバー対策やテロ対策にも力をいれ新たに費用を計上しました。
この記事を読んで・・・
・経費より収入が少ない
・お金に換えられないプラスがあるとは期待出来ない
・サイバー犯罪にはお金がかかるとはじめて知った
・世界に日本のアピールが出来れば良いと思う
・地方の宣伝に力を入れ観光してもらいたい
・スポーツを通じてコミュニケーションが図れれば良いと思う
と色々と意見が上がりました。
四年に一度しかない事なので全世界で感動を共有したいですね
SST
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アサーション④
前回の続きとして、残っていた2つの場面におけるアサーティブな対応を考えました。
場面2
Aさんはクリニックに毎月1度受診しているのですが、3ヵ月以上体調の変化を感じないため、主治医に薬のことや生活のことについて聞きたいと思っています。
しかし、診察時間が決まっているためなかなか満足に相談できません。今も診察が終わろうとしており、主治医に「また来月来てください」と言われてしまいました。
利用者さんの考えた対処法は・・・
・時間の延長を申し出るが、「1つだけ相談いいですか?」というような言い方にする
・次回を1ヵ月後でなく2週間後など近い日程で指定する
・次回の相談で診察時間内に話せるように整理してまとめておく
・もしも相談に乗ってもらえない場合は医者を変えることも考える
などでした。
「変化を感じられなくて不安」「相談がしたい」などといった「自分の言いたいこと」が言えないままになってしまってはアサーティブとは言えないのでそのことを伝えたいのですが、
診察時間が終わってしまうのに長い時間を取ってもらうことは相手のことを考えた行動とは言えません。
そこで、「少しだけ時間を取ってもらえないか交渉する」「次回の日程を早めてもらう」「診察時間内に話せるよう準備する」などの方法を取るのがアサーティブな対応と言えると思います。
なお、相談するのを諦めて医者を変えるというのはアサーティブとは言えないかもしれませんが、相談しようとお願いをしたり準備をしているにも関わらず聞いてもらえないようであれば、医者を変えるというのは立派な選択肢の一つだと思います。
場面3
リスタートに通っているAさんは、友人と一緒に喫茶店に立ち寄るようになったので帰りが遅くなることが増えました。
しかし、それを快く思っていない母親から「なんでこんなに遅いの!いい加減にしなさい!」と怒られてしまいました。
利用者さんの考えた対処法は・・・
・まずは謝罪する
・友人と話したりすることが社会復帰のために重要であるので許して欲しいと伝える
・今後遅くなる日は先に伝えて、急に遅くなることが決まったときは連絡を入れるという
などでした。
自分にとって必要なこと、やりたいことだということを伝えてわかってもらうためにも、
どうすればいいかの提案をする、というのは良い手だと思います。
まずは謝ってから自分の意見を伝え、お互いが嫌な想いをしないための案を出す、というこの答えはアサーティブな対応であると言えます。