ワークショップ:高級すし屋の潰れた後に入れるテナントは? 5月29日
読解
東南ア分業陸運で弾み
国境越え広がる物流網
東南アジアのメコン地域で国境をまたぐ陸運での新たなサービスが相次いでいます。
同地域では日系の自動車や電機大手がサプラインチェーンを広げており、中国と分業する動きも活発になっています。
東南アジア諸国連合内で物流の利便性が高まれば、城内各国の国境を越えた水平分業に弾みが付きそうですね。
メコン地域で国境をまたぐ陸運サービスを導入しているのは、日系の物流会社が中心です。
このほど日本通運はバンコクを起点に混載式の定期トラック便の運航を始めました。
城内でのトラック定期便は初めてということで、日通が手掛けるのは、バンコククアラルンプール間とバンコクハノイ間の定期便です。
複数の荷主から集めた貨物を1台のトラックに載せるため、中小企業などの量の少ない物量需要にも対応できるそうです。
また、貨物が満載にならなくても荷主は決まった料金で取引先に定期納品することが可能です。
これまでメコン地域では外資、地場を含めて荷主の注文に合わせてトラックを運行するのが一般的でした。
この記事を読んで、
・世界全体のグローバル化が見える。
・インフラが整ってきた。
・モラルがしっかりしてきた。
・仕事が安定しそう。
・関税撤廃は好感がもてる。
などの意見が出てきました。
インフラが整い東南アジアの地域が活気が出てきたら嬉しいですね!
ワークショップ
今日のテーマは・・・
デパートの高級すし屋が潰れた場所に、次に入れるテナントは?
今日のワークショップは、3つの選択肢から1つを選ぶという形式です。
選択肢は、A.中華ファーストフード B.うなぎ屋 C.沖縄料理店 です。
高級すし屋が潰れた場所である、という点と、デパートである、というところから考えていく必要がありますね。
利用者さんの回答
Aチーム
Aチームは、Bのうなぎ屋を選びました。
Aチームは、高級すし屋が入っていたため、高級デパートであると仮定しました。
また、すし屋のあとなので、魚介系、和食系の店が顧客に求められているのではないか、というのもうなぎ屋を選んだ理由です。
他の理由として、デパートは色々な年齢層の人が来るものの、うなぎは嫌いな人があまりおらず誰にでも喜ばれるから、というものもありました。
さらに、うなぎ屋とすし屋はレイアウトが似ているため、改装費用も少なくて済む、という意見も出てきました。
更にAチームは、どのようなうなぎ屋を入れるかというところまで考えてくれました。
各地の生産地からうなぎを取り寄せ、様々なうなぎを楽しめるメニューや、高級志向の二段重ねのうな重の他、
手ごろな価格で食べられるメニューも用意して、様々な顧客層に備えます。
Bチーム
Bチームは、個々の意見が割れて、さらにどの意見にも賛同できたために難しい議論となりましたが、
最終的にはCの沖縄料理店にまとまりました。
うなぎ屋を選ばなかった理由は、高級すし屋が潰れたことで、似た路線で行った場合、失敗のリスクが大きいためです。
すし屋と価格やジャンルを変え、新鮮なものを、ということで、沖縄料理店が選ばれました。
中華ファーストフードについては、路線変更の幅が大きすぎてこれまでの客が離れ、新しい客がつくかもわからないことから選択肢から外れました。
今回は珍しく二つのチームで回答が分かれました。
高級な店があった場所だからこそ高級な店を、と考えたAチームと、高級な店が失敗したので新しい物を、と考えたBチーム
どちらの言い分も最もで、しっかり議論し、考えられた末の回答でした