リス太のビジネスマナー講座 -スムーズな名刺交換-

前回までの内容はコチラ!

 

K君:リス太くん!見て見て!僕の名刺ができたよ!

リス太:いい名刺だね!それじゃあ、さっそく僕と交換しよう!

K君:あ・・・実は僕、名刺交換したことないんだ。

リス太:それなら今日は、名刺交換のマナーについてやってみよう!

 

名刺交換の準備

リス太:K君、名刺入れは持ってる?

K君:うん、ちゃんと用意したよ!

リス太:それじゃあ、名刺交換が予想されるときには、あらかじめ名刺入れを出して渡す準備をするといいよ。

名刺が自分のものか、汚れがないかなども事前に確認しておこう。すぐに渡せるように、1枚取り出して挟んでおく手もあるよ。

K君:いざ交換するときにもたもたしてたらみっともないもんね。

リス太:それから、名刺交換をする時には必ず立つこと!座ったままでは失礼にあたるから気を付けて!

 

立場の低い人から順番に

リス太:名刺交換は、目下の人から目上の人に近づいていって先に差し出すのがマナーだよ。

K君:1対1じゃなくって、複数人いる場合には誰から交換するの?

リス太:相手が複数の場合には、役職が上の人から順番に名刺を交換していこう。逆に、こちらが複数であれば、上司から順に交換していくことになるよ。

K君:ええと、それじゃあ、お互いに複数だった場合にはどうなるんだろう。

リス太:そうだね。例えば、お互いに上司と部下の2人だったとしたら・・・

①:訪問した側の上司とされた側の上司
②:訪問した側の部下とされた側の上司
③:訪問した側の上司とされた側の部下
④:訪問した側の部下とされた側の部下

っていう順番になるよ!

 

名刺交換のやり方

K君:ようし!それじゃあ早速交換だね!

リス太:名刺を渡す時は両手で持って、指で会社や自分の名前を隠さないように注意してね!

K君:ちゃんと相手の方を向けて・・・「始めまして。株式会社リスタートのK君です。よろしくお願いします」

リス太:「頂戴いたします」

K君:受け取る時も両手で・・・名刺入れの上で受け取るんだね。

リス太:受け取ったら軽く会釈をして、受け取った名刺は胸の下には降ろさずに軽く押し上げるようにして持つんだよ。

それから、もしも複数の人と交換する時には、貰った名刺を一時的に名刺入れにしまうか、名刺入れの下に重ねて次の人の名刺を受け取るといいよ。

K君:同時に交換する時はどうするの?

リス太: そんな時は、右手に名刺、左手に名刺入れを持って、右手で渡すと同時に左手で名刺を名刺入れの上で受け取ろう!

 

着席後は机の上に

K君:よし。無事に交換ができたから名刺入れにしまっておこうっと

リス太:ちょっと待って!名刺を交換した後話をする場合には、受け取った名刺はしまわず、テーブルの上に乗せておくんだ!

K君:そうか!テーブルに置いておけば、話しながら相手の名前が確認できるもんね。

リス太:うん。だから、名刺は自分から見て正位置に置こう。それから、この時も名刺入れの上に乗せてね。

K君:名刺入れが座布団のようなはたらきをするんだね。あれ?それじゃあ、複数人と交換した場合には全部名刺入れの上に重ねて置けばいいのかな?

リス太:その時は、相手の席順に合わせて名刺を並べよう。名刺入れの上に置くのは、一番役職の高い人の名刺だけにして、重ねないように気を付けて!

K君:席順に合わせれば、どこに座っているのがなんていう人なのかわかるね!

 

名刺のしまい方

リス太:話の最中に名刺をしまうのは失礼に当たるから、面会が終了してからしまうようにしよう。この時はまた、「頂戴いたします」と伝えるのを忘れずに!

K君:名刺をしまうのは相手がしまうのを確認した後にしないとね。

リス太:貰った名刺は、オフィスに帰ってから整理して保管しよう。

会社によって保管の方法なんかは違うけど、面談があった日の日付を名刺にメモしておく人も多いみたいだよ。

K君:僕は忘れないように、「眼鏡着用」とかって特徴も一緒にメモしておこうっと!

リス太:それはいいね!最近は、ファイルでの保管だけでなくて、スキャナーでデジタル化して管理することもできるよ!

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