ワークショップ:クリスマスシーズンに煎餅屋の売上を伸ばすには 6月5日

読解

有力ブランド二極化

「ヴィトン」「グッチ」急伸

有力ブランド企業の業績が二極化しています。

最大大手である、フランスのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの売上高が大きく伸びる一方で、「カルティエ」などの2位リシュモンはマイナスが続きます。

若い消費者のブランド離れが進み、中国人観光客の「爆買い」も一巡しました。

需要の変化への対応力が勝敗の分かれ目となっています。

ルイ・ヴィトンやタグ・ホイヤーなど幅広いブランドを傘下に持つLVMHの1~3月期売上高は98億8400万ユーロと前年同期比15%増えました。

「グッチ」を保有する仏ケリングも35億7300万ユーロで同31%も伸びました。

一方、英バーバリーが18日発表した2017年3月期通期の売上高は前の期比10%増えましたが、既存事業ベースでは同2%減と不調です。

クリストファー・ベイリー最高経営責任者は記者会見で「高級品の市場全体が横ばいだった」と弁明しました。

2位のリシュモンも17年3月期売上高が同4%減ったようです。

 

この記事を読んで、

・人間は飽きっぽいと思う。

・トランプタワーの近くのティファ二―の客が減ったのに驚いた。

・ラルフ・ローレンの閉店に驚いた。

・1兆円規模の売上高は知らなかった。

などの意見が出てきました。

 

ブランド離れが進む中新商品の企画は熾烈を極めそうですね。

 

ワークショップ

 

今日のテーマは・・・

クリスマスシーズンに煎餅屋の売上を伸ばすには

今日のワークショップは、せんべいの売上を伸ばす方法を考えるものです。

クリスマスといえば、ケーキやチキン、それにシャンパン・・・せんべいを食べる、という人はあまりいないと思います。

そこで今回は、そんなクリスマスシーズンならではの、せんべいを売る方法を考えてみました。

 

利用者さんの回答

Aチーム

Aチームは、「せんべいを使った新しいクリスマスパーティ」がテーマです。

クリスマスパーティといえば洋風ですが、あえてせんべいを使って和風を取り込んだパーティに挑戦します。

クリスマスパーティの主役といえばクリスマスケーキですが、米粉と抹茶を使ってた和風のケーキを作り、合わせてせんべいを使うことを考えました。

ピンクや緑にデコレートしたあられを散らしたり、せんべいで作ったプレートを用意してメッセージを入れられるようにしたり、サンタの焼き印を入れたせんべいをケーキにトッピングします。

また、ケーキと並ぶクリスマスの主役、クリスマスツリーにもせんべいを使います。

海外では、ジンジャークッキーと呼ばれる人型のクッキーをオーナメントとしてを飾り、それを子どもたちが食べる習慣があるそうです。

これの代わりにせんべいを使い、緑や白、赤などのせんべいをクリスマスツリーに飾ります。

その際、クリームソーダやとうがらしなど、いろんな味のものを用意すると楽しいのではないかという意見もありました。

また、子供向けのものだけでなく、大人用にシャンパンやワインに合わせるチーズ味のせんべいも用意します。

 

Bチーム

Bチームは、「早めにお正月の準備をしよう」がテーマです。

クリスマスや大みそかにせんべいを食べる習慣はあまりありませんが、ケーキとは異なってせんべいは日持ちをします。

そこで、クリスマスだけでなく正月も見据えたクリスマスシーズンの三大プランを考えてくれました。

プラン①:10個パックを購入したら2パックサービスすることで、販売個数の拡大を狙います。

プラン②:クリスマス向けのイチゴ風味とピザ風味、正月向けの味噌風味と柚子蜜柑風味のデコレーション煎餅を、限定百袋で売り出します。

プラン③:クリスマスシーズンに限り、店頭で試食サービスを行い、デコレーション煎餅等の売上増加を目指します。

 

今回は、AチームとBチームの目の付け所が大きく違ったのが面白かったです。

クリスマスに特化して、クリスマスパーティ用に売れる煎餅を考えてくれたAチームと、正月にも目を向け様々な販売促進方法を考えてくれたBチーム

2チームの案を合わせれば、クリスマスシーズンの売上は倍増してしまうかもしれませんね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です