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今日は改めて、「礼儀」と「社交辞令」の関係や、どうして社交辞令を使う必要があるのかについて考えてみよう。

 

「礼儀」とは何か

 

 
早速だけどK君、「礼儀」ってなんだと思う?
ええっと・・・いざ意味を考えると難しいなあ。
「ルール」とか、「マナー」みたいなものかな?
 
 
そうだね。辞書を引くと、「人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式」なんて書かれているよ。
ふむふむ。
 
 
対人関係においては、相手に対する気配りや、敬意に基づいた行動基準のことだと考えてくれればOK!
相手に何かをしたり、相手に関して何かを言う時に配慮を忘れないことが、礼儀に沿った対人関係になるんだね。
 
 
そのことを忘れずに経験を積み重ねていけば、嘘をつかずとも相手にとって「良い」発言ができるようになっていくよ。
相手にとって良い発言・・・?
 
 
人と接する時には、「言葉を上手に選び、相手にとって良いことから言う」ことに注意するのが鉄則なんだ。
そのためには、正直に言うだけでなくて、社交辞令を使った方がいいこともあるけど、普段から礼儀に気をつけていれば、相手にとって「良い」発言は何か、わかるようになってくるよ!

なぜ社交辞令が必要なのか

礼儀の重要性についてはよくわかったよ。でも、社交辞令を使うことに対しては、まだちょっと抵抗があるなあ。
 
 
「なぜ、思ったことを正直に伝えてはいけないのか」っていうことだよね。うん、その気持ち、よくわかるよ。
嘘をつくことは、相手にとって悪いことじゃないの?
 
 
うーん、難しいところなんだけど、相手にとって「良い」発言というのは、必ずしも本当のこととは限らないんだよ。
相手が望むことを考えて、それを叶えるために、本当とは違うことを伝えたほうが、うまくいくこともあるんだ。
うーん、なるほど・・・。
 
 
じゃあ、こう考えてみたらどうかな?会社員として働いていると、クライアントやお客様、あるいは社内の人と話す機会がたくさんあるけれど、コミュニケーションが円滑に進むかどうかで、仕事の進みも全然違うよね?
うん、それは経験があるよ。
 
 
コミュニケーションを円滑に進めるために必要なことは、相手にとって好ましい返答をしていくこと。
それが、仕事を円滑に進ませることになるから、引いては会社のためにもなるし、自分の成果にもなるんだ。
うんうん。
 
 
自分の成果になるということは、給与や賞与、昇給にも関わってくることになる・・・。
でも、社交辞令を使わず、思ったままのことを言ったがために交渉が上手く行かなければ、そんな未来にはたどり着けないよね?
そうなったら、自分だけでなく、会社の人たちにも迷惑をかけちゃうね・・・。
 
 
そうなんだ。社会人になったばかりの頃は特に、目の前のことで精いっぱいになりがちだけど・・・。
間接的、将来的な影響も考えて、正直に言うべきか、社交辞令を使うべきかを判断して行かないといけないんだよ。
正直に話すことがいつでも礼儀正しいわけじゃなくて、"相手"にとって良い発言は何かを考えないといけないんだね。
 

 

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