リス太のビジネスマナー講座 職種を知ろう! ~エンジニア編①~

前回までの内容はコチラ!

さて、今日からは、色々な職種について知っていこう!
最初はエンジニアからだよ!
待ってました!
始めに一つ質問なんだけど、K君は、「エンジニア」というとどんな仕事を思い浮かべるかな?
えーと、機械を作ったりしている仕事ってイメージかな?
あれ?でも、ソフトウェアの開発をしている人もエンジニアって呼ばれているよね?
2つは同じ仕事なのかな?
実は、「エンジニア」と呼ばれる職種はかなり幅広くて、製造業やサービス業などでの専門職、技術職全般のことを指すんだ。
ええっ!そんなに色々あるんだ!
エンジニアは「設計」をする仕事だけど、機械や建築、電気関係など、設計が必要な職種なら、どの業界にもエンジニアはいるんだよ。
「設計」って、モノを作る上での仕様とか、規定とか、そういう完成までの道筋を作るって認識でいいんだよね?
その通り! エンジニアは、こんなものの設計に関わるんだ!

 

① 工業製品、製品を作るための工作機械、自動車や船舶などの輸送機械
② 家屋・ビル・橋・塔などの建築物
③ 家電製品、工業用の携帯電話
④ コンピュータ・ICチップ・半導体などの電子機器・部品

 

機械やコンピュータ関連だけじゃなくて、建築なんかにもエンジニアは関わっているんだね。
エンジニアになるには、どんなスキルが必要なのかな?
そうだね。どの分野のエンジニアになるにしても、その技術分野における専門知識や、学問としての教養は重要になってくるかな。
仕事の内容はどんな感じなの?
エンジニアの主な仕事は、”モノを生み出すこと”、”動く仕掛けを考えること”、そして、それを目に見える形にするために”図面を描くこと”だよ。
図面を描く、かぁ。なんだか難しそう。
今は、CADっていうPCを使った製図のためのツールがあるから、以前と比べると簡単に図面の作成ができるようになっているんだ。
CAD関連の資格もあるから、エンジニアを目指すのなら、それを目指すのもいいんじゃないかな。
ただし、CADが使えても、専門分野の知識がないと、設計者とのやりとりが難しいので注意が必要だよ。

 

エンジニアとしての第一歩

エンジニアになるために必要なことはわかったよ!
もしもエンジニアになれたとしたら、最初はどんなことをするのかな?
そうだね。エンジニアの仕事は”設計”をすることと言ったけど、そのためには、加工して作られる生産物はどんなものか、製品をどのように作っているかを知らないといけないんだ。
確かに、どんな風に作られている、どんなものを売っているのか、ということがわからないと、それを作るための機械なんて作りようがないね。
そうなんだ。だから最初は、工作機械の使い方を覚えて、実際に製作を学ぶことからスタートすることが多いよ。
なるほど。先輩や指導者の仕事を見て、何をどう使ってどう操作すれば製品を作ることができるのか、まずは覚えることだね。
その中で、どうすれば効率よくモノが作れるのか、自分で考えていかないといけないんだ。
先輩や指導者が手取り足取り教えてくれるとも限らないから、見よう見まねで失敗を繰り返しつつ工夫していく力も必要になるね。
言われたことを言われたとおりにやるんじゃなくて、自分で考えて動いていけるようにならないといけないんだね。
それに、機械の操作を行う際などには、安全管理の意識も理解していかないといけないんだ。
そうか。製品を作るための機械で、ケガをしてしまうことも考えられるもんね。
それだけじゃなくて、就業中のケガは企業の管理能力を問われて社会的な信用を喪うことにも繋がるんだ。
確かに・・・。ここに関しては、自分でも気を付けないといけないし、指導も厳しくなりそうだ。

 

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