利用者さんの発表!『東京23区について』

就労移行支援事業所リスタートの今日の教養講座は利用者さんの発表です!
テーマは、「東京23区について」!
発表のレベルがドンドン上がっていっています。
その内容は後ほど!

新聞読解「非製造業こそチャンス、週3日休む旅館」

本日の新聞読解のトピックは、「定休3日」に切り替えながら、社員の平均年収を4割増やした老舗旅館についての記事でした。
以下、記事の要約です。

神奈川県に無休から「定休3日」に切り替えながら、社員の平均年収を4割増やした老舗旅館がある。
鶴巻温泉の「陣屋」だ。「悪循環だった」。オーナーの宮崎氏が経営を引き継いだ2009年、部屋は20室のみだが稼働率は40%台だった。
団体客向けに宿泊料を9800円からに設定したが利益は出なかった。

「平均単価を上げるしかない」。宮崎氏は14年2月から毎週火・水曜日を休館とし、16年1月からは月曜日も加えた。
年収100万円高く一方で正社員を20人から25人に増やし、休館日の半日を研修や会議に充て、接客力向上に努めるとともに食事も改めた。
その結果、平均客単価は4万5000円にまで上昇。
稼働率も80%に高まり、社員の平均年収は288万円から398万円と4割増えた。
製造業に比べ非製造業の生産性は伸び悩む。

この記事に対する利用者さんの感想・意見

  • 理想的な年収の上げ方だと思った。
  • 旅館に限らず他業種も真似出来たらと思った。
  • 必ずしも毎日営業している事が正しいわけではないと思った。
  • 柔軟な営業の仕方を企業に取り入れいって欲しい。
  • 若手のみの賃上げは年功序列とあまり変わらないのではないか。

などの意見がでました。
常識を一歩踏み出す勇気が今後求められそうですね。

利用者さんの発表『東京23区について』

就労移行支援事業所リスタートの今日の教養講座は利用者さんの発表です!
テーマは、「東京23区について」!
リスタートがある新宿を始めとして、東京には様々な区がありますが、その歴史や人口分布について発表してくれました!

1.東京都について

日本列島の中心近くにある東京都は、面積で見ると非常に小さく、全都道府県中3番目の小ささです。
さらに、東京都の東半分は23区。西半分は多摩地域に分かれており、衛星写真で見ると、23区は都市群で覆われているのに対し、多摩地域は大部分が自然のままになっているのがわかります。

2.東京23区の区名について

こちらは、利用者さんの作った23区の区名当てクイズです。
さて、いくつわかりますか?

3.東京23区の歴史について

東京が生まれたのは1868年のことで、江戸を東京にする詔書が発布されたことで東京府ができました。
1878年の郡区町村編制法により区が定められましたが、この時点では15区に分かれていました。
さらに10年後、1888年には、この15区に市政が施行されたことで東京市が生まれました。

1932年、東京市が狭かったことから周囲の町村を合併し、新たに20区が新設されました。
これにより、東京市には35区があることになり、このエリアが、今23区がある場所となっています。
1943年に東京府から東京都となり、1947年には戦後の復興のため人口等のバランスを改善するために合併・統合が行われ、22区となりました。
その後、同じく1947年のうちに板橋区から練馬区が分離したことで、今我々が知っている東京23区ができました。

4.東京23区の人口について

現在、日本全体の人口は減少局面に入っていますが、東京の人口を見ると増加を続けています。
これは、他の地域から東京に引っ越してくる人が多いためであり、特にほどほどに都心に近く便利で、土地価格とのバランスが良い江東区・世田谷区・大田区に関しては、毎年数千人も県外から引っ越してきています。
しかし、将来の人口予想では、2030年頃をピークに東京の人口は減少していくと考えられています。
これは、2030年以降は日本全体の人口減少の影響のほうが大きくなるため、引っ越してくる人のことを考慮しても減少幅のほうが大きくなると考えられるからです。

クイズなどを含めて終始楽しみながら聞ける発表でした!