救急車有料化について 賛成?反対? 2月5日

ワークショップ「救急車の有料化に賛成か、反対か」


就労移行支援事業所リスタートのワークショップでは、グループディスカッションの練習を行っています。
今日のテーマは「救急車の有料化について」!
アメリカなどではすでに当たり前となっている救急車の有料化ですが、日本では何年もの間有料化するかどうかの議論が続けられています。
有料化のメリット・デメリットを考え、賛成か、反対かを話し合いました。
今日の話し合いは賛成派、反対派どちらもいる状態で始まり、自分と違う意見を聞いて新しい発見があったりなど、有意義なディスカッションができました!

利用者さんの回答

話し合いの結果、賛成という結論になりました。
有料化のメリットとしては、軽症で救急車を呼ぶ方が減ることで、本当に必要な人の元に早く行きやすくなることや、人手不足になっている救急隊員の労働環境を改善できることが挙げられます。
一方デメリットとしては、お金がかかることで救急車が必要な人も救急車の利用をためらってしまう可能性や、本人以外が救急車を呼んだ際に、利用料金を救急車に乗った人と呼んだ人、どちらが呼ぶのかでトラブルが起こる可能性があることなどが挙げられます。
これに対して、以下のような解決策が挙げられました。
まず、消防に連絡した時点で救急車が必要かどうかを消防で判断し、必要なければタクシーを使うように指示するようにします。
次に、救急車を利用した場合、治療費が少額であれば利用料が発生し、治療費が高額であれば無料で利用できるようにします。
また、タクシーを利用した場合にも、その利用額を軽減し、救急車を使った場合との不公平感をなくすという意見もありました。

スタッフからのコメント

今回、初めは反対派が多い状態から始まったのですが、賛成派が有料化することによるデメリットへの対応策も含めて意見を言っていく中で段々と全体の意見が出来上がっていきました。
賛成、反対のどちらかで終わるのではなく、どちらの意見も尊重した上で、全体で1つの答え作ることができました!