自己分析講座「13の禁止リスト」

新聞読解「アニメといえば埼玉!は定着する?」

chaipat / Pixabay

本日の新聞読解のトピックは、「アニメといえば埼玉!は定着する?」についてでした。
以下、記事の要約です。

有名観光地の少ない埼玉で、アニメを使って外国人観光客を誘致しようという政策が熱を帯びてきた。

埼玉には東京ディズニーランドのような、誰でも知っているような観光地が少ない。

しかし、人口減少や川越市への外国人観光客の増加を受け、埼玉を舞台としたアニメを観光客誘致に使えないだろうかという機運が高まってきた。

埼玉には、「アニメの聖地」と言われる場所が多い。

実際に、アニメを活用した施設などの建設も進んでおり、川越外国人観光客を地域活性化に生かそうとする動きが高まっている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • アニメ推しはライバルが多いと思う。(練馬、大泉学園、杉並など)
  • 川越市はけっこう好き。
  • 外国客が増えても客商売しか儲からず手放しで喜べない。
  • 大規模なお祭りがないとお金が落ちないのではないか。

外国人観光客を、地域に良い影響をもたらす材料にしたいですね!

自己分析講座

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、金曜午後は2グループに分かれて自己分析講座をやっています。

今回は、13の禁止リストについての話をしました。

前回、前々回と、自分の「ダメだなあ」と思う部分に目を向け、そのきっかけを探していきました。

このような今の自分の「ダメだ」と感じるところが形作られた原因の1つとして考えられるのが、13の禁止リストです。

これは、幼いころ、親に言われたことや、親の行動などが原因となり、無意識に自分を縛ってしまっているルールのようなものです。

みなさんには、これらの禁止令がありませんでしょうか?

13の禁止リスト

 

「何もするな」「実行するな」 親のしつけが厳しかったことなどにより、行動が規制され、指示をされないと動けなくなってしまいます。
「お前であるな」 自分のアイデンティティを否定されて育つと、周囲の評価などに影響されやすくなってしまいます。
「子どもであるな」 「お兄ちゃんなんだから」等と言われて育つことで、強い責任感を持つ一方、周りとぎくしゃくしてしまうことがあります。
「成長するな」「親から自立してはいけない」 親から過保護に育てられた場合、何もできないままでいたほうがいいと考え、自立することができなくなることがあります。
「感じるな」「感情を表に出してはいけない」 我慢を強いられることで、感情や欲求を出すことができないと、成長してからも感情を抑え込んでしまうようになります。
「考えるな」 親に威圧的に接されて育つことで、冷静に物事を考えるのが難しくなります。
「近寄るな」 親に距離を置かれたり、あまり触れあうことがないと、周囲に本心を打ち明けるのが苦手になり、悩みの相談が苦手になってしまいます。
「成功するな」 成功を褒めてもらえず、失敗は慰められる、という経験を繰り返すと、成功してはいけないという考えが生まれてしまうことがあります。
「自分のことで欲しがるな」 自分のために苦労する親を見て育つことで、幸運を人に譲り、他人のために自分の幸せを壊してしまいます。
「健康であってはいけない」 病気の時だけ心配されたりすることで、無意識のうちに病気やけがで同情を引いたり、注目を得ようとしてしまうことがあります。
「重要な人になってはいけない」 子どもの頃の成功を認められなかったことで、目立つのを避けるようになったり、責任を負うことに恐怖心を持ってしまいます。
「所属してはいけない」「仲間入りをしてはいけない」「孤独になれ」 親が友達を選んだり、恥ずかしがり屋である、等と言われて育つことによって、グループに溶け込むことができなくなってしまいます。
「何もするな」「実行するな」 親のしつけが厳しかったことなどにより、行動が規制され、指示をされないと動けなくなってしまいます。
「存在するな」 親の不幸の原因にされるなどして、自分は生きていてはいけないと考えてしまうと、自分の体や命を大事にできなくなってしまいます。

 

禁止令は、本人にとっては当たり前のこととなってしまっており、自分で気が付くのは難しいものです。

しかし、自分を縛っていたものが禁止令であるとわかれば、自分を変えることも可能になります。

禁止令は、自分で自分にかけてしまっている枷であり、絶対のものではありません。

自分を縛っていたものを取り払えば、その先に本当にしたかったことが見えてくるかもしれません。

 

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