心理学を学ぼう!第十七回 自己観察能力を高める 8月7日
新聞読解「格安スマホ シニア争奪戦 大手が圧倒、中小淘汰も」
本日の新聞読解のトピックは、「シニア向けスマホ」についてでした。
以下、記事の要約です。
ソフトバンクは1日、格安ブランドとして展開する「ワイモバイル」で、シニア向け端末を発売すると発表した。
格安スマートフォン市場は、新サービスに敏感な消費者の流入が一巡。
シニアなど「スマホ初心者」の獲得が欠かせない。
手厚いサービスなどが需要なだけにワイモバイルのような大手系列が優位で、拡大してきた市場は転換点を抑えている。
格安スマホ首位のワイモバイルが9日に発売する「かんたんスマホ」は、専用コールセンターが操作方法の説明やトラブルに無料で対応する。
ワイモバイルが専用スマホを売り出すのは初めてで、京セラが製造する。
サポート専用のアプリを用意したほか「電話」「メール」「ホーム」の3つの物理ボタンも備え、基本的な機能を簡単に使えるようにした。
この記事に対する利用者さんの感想・意見
- シニア向けのアプリが増えて便利なって良かった。
- 利用者が増えると良い。
- スマホに変更したほうが絶対便利だと思った。
- 格安スマホが減った理由が気になる。
などの意見がでました。
中小事業者の頑張りに期待したいですね。
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
今回は、利用者さん個人個人の7つのコラムを完成させました!
自分のコラムを作ってみよう③
前回、根拠と反証を見つけ、第5のコラムまでを作成しました。
自分が苦しく感じた状況を紐解いてみると、根拠がないのに決めつけていたところや、自分の思い込みと現実が食い違っていた部分が見えてきました。
事実は事実として受け止め、事実と外れてしまっている部分、予測して決めつけてしまっている部分をより現実に近い考え方に替えることで適応的思考が作られます。
このとき、自分の信頼する人であればどう考えるか、友人が同じ悩みで苦しんでいたとしたらなんと声をかけるか、などと考えてみると効果的です。
心理学講座『自己観察能力を高める』
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの今日の教養講座は外部講師による心理学講座です!
テーマは、「自己観察能力を高める」でした。
自分がやっていることに気づくことを、「セリフモニタリング」や「メタ認知」といいます。
衝動買いをして後悔したり、イラッとして言い過ぎてしまった、というのもセルフモニタリングの1つです。
原因としては、自分がやっていることに集中しすぎてしまっていることが挙げられます。
脳は過去の経験から物事を判断しがちです。
掃除をしながら洗濯をする等、脳は複数の情報を処理するマルチタスクを行っており、激しく披露してしまいます。
セルフモニタリングの方法の1つとして、3コラム法を紹介してもらいました!
自動思考、行動・感情、合理的思考の3つのコラムで考え方を変えるという方法です。
利用者さんが実際に挑戦してみたところ、このようなコラムができました!
次回は、9月4日(火)「ストレスケアを心のフィルター論から考える」という内容です!