リス太のビジネスマナー講座 ~就職サポート~

前回までの内容はコチラ!

これまで発達障害の人の働き方についていろいろ勉強してきたね!
うん! 働くことにちょっと安心がでてきたよ!
ところで実際に働きたいというとき、何か支援ってあるのかな? 一人じゃちょっと不安だよ。。。
いいところに気が付いたね!実はいろいろな支援があるよ。
K君は、障害だと診断されたことはあるかな?
あるよ!
じゃあまずは障害の診断がある場合の話をするね。ある場合とない場合では少し違うんだ。

 

障害の認定がある場合

まずは働くための相談をしてみよう!
そうだね、何から始めたらいいかわかんないもん!
まずは各地域にある「障害者就業・生活支援センター」というところ。障害の認定があれば相談窓口になってくれるよ。
けっこう近くにあるのかも! さっそく調べてみるね!
次に、発達障害に特化している「発達障害者支援センター」。
これは各都道府県、指定都市にあるよ。どちらも生活面と就労面の相談・サポートをしてくれるよ。
発達障害専門っていうのは心強いね!
そうだね!
「地域障害者職業センター」という施設では、現状分析をする職業評価、就職後は適応援助(ジョブコーチ)などが受けられるよ。
これも利用してみたいなぁ。
仕事ができそうだと判断ができたら、就職の準備だね。
実際に求人を扱っている「ハローワーク(公共職業安定所)」、訓練が受けられる「就労移行支援事業所」、「就労継続支援事業所」も探してみよう。
ハローワークしか知らないよ。。
聞きなじみないよね。ハローワークは障害者就労窓口があって、求職登録ができるよ。
就職の入り口ってことだね!
そういうこと!
「就労移行支援事業所」は訓練といっても、履歴書の書き方や面接練習など、一般企業への就職に向けた実践的な支援が受けられるよ。
これもいろんなところにあるみたいだね。けっこう運営会社が違うみたいだし、調べてみるよ。
うん!
「就労継続支援事業所」というのは、一般企業への就職が難しそうだと判断した場合、事業所の支援下で継続して働けるように訓練するよ。
A型とB型とがあるんだけど、支援センターで適切なほうを教えてもらおう!
わかった!
それと、支援施設からの採用された場合、その事業所からの就業支援が受けられることもあるよ。
事業所の人は自分のことをよく知っていてくれるから安心だ!
そうなんだ。採用した企業側も、事業所にサポートの要請がしやすいのもあるよ。
ジョブコーチの支援を企業側が要請することもあるし、企業によってはジョブコーチを採用している場合もあるから、就職後も安心できるね。

 

障害認定がない場合

障害の認定がない場合だけど、この場合は定型発達の方と同じ扱いになってしまうから、さっきまでの話のような支援は受けられないんだ。
え!じゃあ準備から全部一人でやらなきゃいけないの。。。?
そんなことはないよ!
ジョブサポーター、地域若者サポートステーション、ジョブカフェとか、他にもいろんな支援があるよ。
そうなんだ! よかった!
ジョブサポーターは新卒・既卒の支援が専門だよ。
地域若者サポートステーションは通称”サポステ”。相談窓口になってくれるよ!
これは誰でも利用できるみたいだね!
そうだね! あとジョブカフェというところも、仕事探しのお手伝いをしてくれるよ!
けっこう支援が充実しているね! 障害認定がなくても、まずはサポステにい行ってみるところからかな!
そうだね!
ただ、認定がないとどうしても支援が限定的になっちゃうんだ。
そうなんだ。。。支援を活用しない手はないね!
そういうこと!こっちもいろんな運営会社があるから、調べてみて、自分に合うところを探していこう。認定がなくても、まずはどこかに相談してみることから始めるのが大切なんだ!

 

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