就活SST「自己開示」

新聞読解「パラリンピックに向けたバリアフリー化について」

以下、記事の要約です。

政府は障害者、高齢者らも出かけやすい街をつくるため、点字ブロック増設、段差解消などを目標としている。

基本構想は各自治体が作成することになっているが、自治体にはノウハウや予算が十分でなく、作成できた自治体は全体の17%。

このため国交省は、重点地区のバリアフリー方針を定める「マスタープラン」制度を導入する。

東京五輪・パラリンピックにむけ、自治体への支援も急がれる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 出かけやすい街づくりが、活気ある街づくりにもつながるといいなと思った。
  • 五輪がないとこういう動きができないのか。
  • バリアフリーに詳しい専門家を育成して派遣したほうがよいのではないか。
  • バリアフリー法とマスタープランは具体的にどう違うのか。

自治体任せというのも考えものですね!

就活SST

『も』で始まる絶対にやりたくないことといえば?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「モスバーガーでマックシェイクを注文する」「ものもらい」「モンゴルに移住」「杜で遭難」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「モヒカンの人にもらい事故」
Cグループ「もちの一気飲み」

Bグループの回答は、中々のピンチですね。できれば経験したくないところです・・・。
Cグループの回答は、命にかかわりますね! 度胸試しにしても、できれば遠慮したいところです・・・。

自己開示

前回、5W1Hを用いた開かれた質問と、YES/NOで答えることができる閉じた質問について説明しました。

会話を続けていくためのスキルとして、今日はもう一つ、自己開示についての話です。

「自己開示」とは、自分の情報を相手に伝えるためのスキルです。

自己開示の返報性という言葉があるのですが、自己開示をされた人は、その内容に応じて同程度の内容の自己開示を返しやすくなると言われています。

例えば、出身地の話をされれば自分の出身地を開示したり、好きなものの話をされれば自分の好きなものを返す、といった具合ですね。

そのため、自分について、深い情報を開示すればするほど、相手からも同程度の情報を教えてもらうことができ、段々と距離が縮まっていくのです。

逆に、自己開示をしないでいると、相手に情報を隠している、警戒している感じが伝わるため、相手から情報を開示されることもなくなり、距離は中々縮まりません。

では、自分の情報を次々に開示すればよいのかというと、そういうわけではありません。

相手との関係性や話す場所によって、開示してもいい情報は変わってきます。

関係が深まっていないうちに、重い相談などをしてしまうと、相手は驚いてしまいますし、抵抗を持たれてしまいます。

始めのうちは、表面的な事実などの軽い自己開示から始めて、少しずつ深い情報を出せるようにしていけると良いでしょう。

ただし、言いたくないことを無理に言う必要はありません。

自分から自己開示するときも、相手の開示した情報に対して返す時も、言いたくない内容だと感じた時には、話を逸らすなどして避けたほうが良い場合もあります。

どこまでが言ってもいいラインなのかを考えつつ、適度な距離感を作っていってください。

 

restart_banner