就活SST「状況や場面に合わせた発言」

新聞読解「脱レジ袋コンビニ「改心」 環境省の有料化方針に前向き」


以下、記事の要約です。

環境省はスーパーなどで配布されるレジ袋について有料化を義務付ける方針だ。

使い捨てプラスチックごみによる世界的な海洋汚染の問題で対策を迫られた。

有料化は2005年にも導入の機運を目指したが、コンビニエンスストア業界などの反発で断念した。

今回は環境汚染の深刻化と消費者意識の変化からコンビニの牙城を崩せそうだ。

13年前は猛反対。10月19日の中央環境審議会の専門委員会。

環境省は使い捨てプラスチック削減戦略として排出量を2030年までに25%減らす目標を掲げ、レジ袋の無料配布を禁じる案も初めて示した。

「野心的な目標だ」「まず取り組んでみることが肝心だ」。

大学教授や自治体関係者ら15人の委員から反対はなかった。

廃プラによる海洋汚染問題の関心は高まる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 日本が遅れているのは初めて知った。
  • 海洋プラスチック憲章に署名しなかった理由が気になる。
  • コンビニ袋を減らせないのは疑問に感じた。
  • ゴミ袋有料化は是非賛成だと思った。

日本が世界の環境政策をリードしていきたいですね!

就活SST

『ひ』で始まるぞっとすることといえば?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「一晩かけたドミノを倒される」「一人暮らしの部屋のチャイムが連打される」「火の不始末」「秘密をバラされる」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「ヒルが降ってくる」
Cグループ「百怪談」

Bグループの回答は、確かにぞっとします! 思わず悲鳴が上がりそうですね・・・!
Cグループの回答は、Bグループとは違ってじわじわする感じですね!

状況や場面に合わせた発言

会話の中で、相手の言ったとおりにしたのに怒られた、ということや、せっかく場をなごませようとしたのに、冷たくあしらわれた、というような経験はないでしょうか?

言葉によるコミュニケーションにおいては、相手の言葉の受け取り方を考えたり、場面に応じた適切な発言を心がける必要があります。

急ぎじゃない仕事

次の会話を見てください。

この仕事、お願いね。急ぎじゃないから適当にやっといて!
わかったよ!

 

~一週間後~

 

あ、K君!この前頼んだ仕事はどうなったかな?
急ぎではないと言われたから、まだ手をつけてないよ
ええっ!?確かにそうは言ったけど、限度があるよ!
ご、ごめん・・・

 

この会話を見て、どのように感じたでしょうか。

リス太は、仕事の期限を伝えず、ただ「急ぎじゃない」とだけ言いました。

しかし、わざわざK君に頼んだということは、その仕事は必要なことであり、手の空いた時にやっておいて欲しいと考えていたのではないでしょうか。

もし、ほかの仕事が忙しくてすぐに手をつけられないのだとすれば、リス太に頼まれた時点でK君が「いつまでにやれば良いの?」などと聞いておけばこのような事態にはならなかったでしょう。

また、「適当に」という言葉は、好き勝手にやっていい、という意味ではないことにも注意が必要です。

適当にやっておいて、と言われた時は、作業の手順や完成度に関して、自由にできる部分があれば、より効率よくなるように工夫をしたりしてもよい、という程度の意味で、基本的には従来通り指示や決まりを守る必要があります。

リス太も、頼むときに急ぎじゃない、などと曖昧に言わずにはっきりと期限を伝えたほうがいいでしょう。

 

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