認知行動療法講座「認知の歪み」/ 就活対策「失敗体験」

新聞読解「eスポーツ企業も熱中 ゲームは日本勢出遅れ」

以下、記事の要約です。

ゲーム対戦競技「eスポーツ」に関心を高めるスポンサー企業が増えている。

2018年の国内市場は48億円と前年の13倍になる見通しで、優勝賞金が1億円を超える大会も出てきた。

「ゲーム大国」日本でも急拡大するeスポーツだが、世界では米国や韓国のゲームの採用が多い。

日本勢も巻き返しに動くが、海外展開の遅れなど課題は多い。

eスポーツは観客の前でゲームの腕を競うもので、競技内容は球技や格闘など様々だ。

18年夏にジャカルタで開かれたアジア大会で公開競技となったことで日本でも一般消費者の関心が高まった。

ゲーム情報誌「ファミ通」を発行するGzブレインの調査では、18年の国内市場規模見通しは48億3100万円と17年の13倍になる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • スポーツ競技としてはまだ知られていないと思う。
  • 賞金がすごいと思った。
  • 新しい仕事となっているのに驚いた。
  • 海外のゲームが日本でも認知度を上げてるなと思った。

日本での盛り上がりにも期待していきたいですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

前回、7つのコラム法の最初の3つのコラムを用いて自動思考を見つける練習をしました。

今回は、見つけた自動思考に含まれる認知の歪みを探していきます。

認知の歪み

悪い方向に考えてしまうことの原因は、多くの場合、物事の悪い面ばかりを見ていることにあります。

自動思考の内容は、ひとつの可能性であり、自分自身の推測に過ぎません。

同じ状況でも人によって違う自動思考を浮かべるように、自分に浮かんだ自動思考が絶対の正解というわけではないのです。

認知の歪みとは、そのような物事を悪くとらえてしまう原因となる考え方です。

特徴的なものを、10個紹介していきます。

白黒思考

曖昧な状態を許容できず、物事すべてを白か黒かと極端に二分して考えてしまう。

極端な一般化

1度や2度起こっただけの失敗・悪い出来事を、常に当然のごとく起きるコトだと思いこむ。

心のフィルター

ものごとの良い部分をまるで意識できなくなり、悪いことばかりを思い出してしまう。

マイナス化思考

良い部分を遮断する心のフィルターに対して、マイナス化思考は良いことを良いと考えられなくしたり、良いことを悪いことに置き換えてしまう。

結論への飛躍

明確な根拠がないにも関わらず結論付けてしまう。“心の読みすぎ”と”先読みの誤り”に分類できる。

・心の読みすぎ

人の断片的な行動や発言で、その人がどう思っているかを決めつけてしまう。

・先読みの誤り

だれにもわかるはずがない将来を決めつけてしまう。

過大評価・過小評価

自分の失敗や悪いところを必要以上に大きく、自分の成功や良いところを極端に小さく考える。
あるいは他人の場合はその逆に考える。

情緒的な理由付け

その時の自分の感情に基づいて現実を判断する。

べき思考

「こうするべきだ」「ああするべきではなかった」と過去を思い出して悔やんだり自分の行動を自分で制限する。
自分で考えた基準を絶対のものとして考える。

レッテル貼り

自分や他人に柔軟性のないイメージを創り上げて、そのイメージを固定してしまう。

自己関連付け

何か悪いことが起きると、それが自分に関係なくとも自分のせいであると責める。

 

就活対策『失敗体験』

就活対策はいつも
・時事問題
・ビジネスマナー講座
・面接返答練習
という3本立てです。

今日の面接練習のテーマは
「今まででしてしまった大きな失敗・ミスはありますか?」
ということで、今回はミスをしたときにどうのように立ち直ったかについての答え方です。

まだ面接練習をしていない利用者さんに参加してもらい、実際の面接を模した形でやってみました!

今回、利用者さんから出た内容はこんな答えでした!

  • 販売員時代に商品の在庫を確認していないのに無いと言ってしまいクレームになった。
  • 学生時代にサークルを作ったが活動の目的が伝わっていなくて解散してしまった。
  • 軽作業の際確認作業が不足してしまいミスが多かった。

みなさん失敗の内容が具体的で客観的に原因も分析されていました!

今後はもう少し解決や成長体験について考えていけると良いと感じました。

PREP法なども意識して面接練習を続けていきましょう!