ワークショップ「通販雑誌の表紙」/就活SST「創造性」

新聞読解「温暖化対策・ゴミ削減成果 北九州2位環境技術輸出に力」

以下、記事の要約です。

国連で2015年に選択されたSDGsは気候変動対策やジェンダー平等の実現など17の国際目標とからなる。

日本政府は推進本部を設け、地域づくりなどで各自治体にも取り組みを促す。

全国815市区への調査から都市のSDGs先進度を評価したところ、京都市が1位、北九州市が2位という結果になった。

京都市は地球温暖化対策やゴミの減量に早くから取り組んできた。

インバウンドなど観光客の増加による交通渋滞を受け「歩くまち・京都」を標榜。

人と公共交通優先の社会にカジを切ったことも、温暖化対策につながった。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 京都の交通量が削減できたのには驚き。
  • SDGsは初めて知った。
  • ランキングで上位が意外だった。
  • 住みやすい環境について理解できた。

今後も日本の環境意識が高まると嬉しいですね!

就活SST

『け』で始まる三日坊主で終わりがちなことといえば?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「血圧測定」「けん玉」「健康茶」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Aグループ「健康食品を食べる」

健康食品は、毎日食べることに意味があるものなどもありますが、買っていた分がなくなったりすると、ついついそこで終わってしまいがちですね!

選択理論

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、月曜日に就活SSTというプログラムをやっています。

今日は、「創造性」と呼ばれるものについて考えました。

創造性

ここまでの就活SSTで、人が行動するのは、上質世界にあるイメージ写真を手に入れるためである、という話をしてきました。

しかし、行動の結果、求めているものが得られなかった場合、人は新しいアイデアを生み出そうとします。

この、新しいアイデアを生み出そうとする働きが「創造性」です。

人には、この創造性を活用する能力が誰しも備わっています。

わかりやすい例で言えば、「いつでもどこでも音楽が聞きたい」という欲求を満たすため、音楽プレーヤーを発明する、というのも、欲求を満たすために新しいものを作り出す創造性の例であると言えます。

しかし、物理的に何かを作り出すことだけが創造性というわけではありません。

自分がその時最善と考える行動をとるため、選択肢を作り出すことも、創造性が働いた結果であると言えます。

例えば、「遅刻せず会社に行く」ために電車に乗ろうとしたらトラブルで止まっていた、というとき、あなたならどのようなことを考えますか?

「どうやって会社にたどり着こう?」「どのルートであれば間に合うだろうか?」「まずは連絡を入れる必要があるかもしれない」

このように、普段の行動にはない、新しい行動の選択肢を挙げるのではないかと思います。

このように、新しい行動の選択肢を導き出す行為こそが、創造性なのです。

ワークショップ「通販雑誌のトップページに載せるのは?」

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「通販雑誌のトップページに載せるのはどんな情報か」です。

・奇抜なファッション
・定番だが売れ筋
・来年売れそうなファッション

上記3つのコンテンツのうち、どれをトップページに載せるのが効果的でしょうか。

利用者さんの回答

Aグループ : 来年売れそうなファッション

Aグループは消去法で、この答えを選択しました。

定番だが売れ筋の商品は、街で買えるので雑誌に載せる必要はなさそう、との判断。

奇抜なファッションはコアな雑誌でないと売れないと思われます。

一歩進んだファッションを提案し興味を引くこと、また雑誌の役割として流行を作っていくことが考えられるため、来年売れそうなファッション、との回答に。

Bグループ : 定番だが売れ筋

通販雑誌を手に取る人は、安定性やベーシックなものをもとめる人が多い、というイメージからの回答です。

奇抜なファッションは少数派であること、また来年のトレンドを求める人はネットを見たり店頭で買ったりとアクティブなことが多いため、違うのではと判断。

ただしどの雑誌も定番品が多いので差別化しにくいという点も考えています。

スタッフからのコメント

マーケティング的には「定番だが売れ筋」というのが正解だそうです。

通販雑誌とは、掲載している商品を売ることが目的。

皆が今必要としているものを載せることが定石とされているようです。

各グループの指摘の通り、奇抜なファッションでは手に取りにくいということ、来年の流行は確実ではないため売上につながりにくいという点から、トップには載りにくいようでした。

今回は3択であったため比較的議論がしやすかったと思われます。

選んだものの根拠や選ばなかった根拠が必要ですが、根拠を深堀して議論していくことで、発表時に説得性が生まれますね。

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